【Kinoppy】

行動経済学の関連洋書 (電子書籍版) ご案内

2017年ノーベル経済学賞は米シカゴ大学のリチャード・セイラー教授が受賞することになりました。同教授が創始に深く関わった行動経済学理論(― 有名な「ナッジ理論」など―)は、政府や行政機関によって政策・方針を浸透させる手法としてとり入れられる例もあり、企業活動の領域では行動ファイナンス・行動マーケティングという形へと発展しています。
セイラー教授の著述の電子書籍版は残念ながらまだご提供できませんが、関連書籍の電子書籍版をご案内いたします。

【2017年11月2日更新】

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商品詳細へ規範的合理性:意思決定と社会秩序
Normal Rationality : Decisions and Social Order

Ullmann-Margalit, Edna/ Sunstein, Cass R.(EDT)/ Margalit, Avishai (EDT)
紙版刊行: 2017/11
Oxford Univ Pr




哲学者エドナ・アルマン・マーガリットの最も重要な論考を収録。同女史の提示する "バイアスのかかった合理性" とも呼ぶべき概念は、哲学のみならず、政治学、心理学、社会学、認知科学、行動経済学を含む経済学にとり重要な概念とされる。

商品詳細へC. R. サンスティーン『選択しないという選択:ビッグデ-タで変わる「自由」のかたち』(原書)
Choosing Not to Choose : Understanding the Value of Choice

Sunstein, Cass R.
紙版刊行: 2015/04
Oxford Univ Pr




我々は日常、じぶんの認知や調査が十分及ばない事項について選択を迫られているが、その多さに圧倒され、"選択しない" ことを選択する者も少なくない。結果、政府や企業がデフォルトの選択肢を提示し、主導権を握るようになる。ビッグデータの出現により、企業や政府はこれまで以上に複雑な判断を行なう力を持ち、人びとに対し商品や政策をデフォルトとして提示する。公共政策や規制問題の現場に長く携わった著者は本書において、我々が選択の価値をどのように理解すべきか、どのような場合にどのようにして "選択しない" ことを選択すればよいかを論じる。また、人びとの自由と幸福を制限するのではなく、むしろ増やしてゆく上で "個人化されたデフォルト" がいかに使われるべきか考察する。

商品詳細へカーネマン:不確実性の下での判断 - ヒューリスティックスとバイアス
Judgment under Uncertainty

Kahneman, D.
紙版刊行: 1982/05
Cambridge Univ Pr




社会・医学・政治の重要な局面でのヒューリスティックな判断とそれが生み出すバイアス、"代表性ヒューリスティックス"、"利用可能性ヒューリスティックス"などを論じ、それらの問題点と、不確実性の下での判断を改善する方法を提示する。

商品詳細へ気候変動の行動経済学
The Behavioral Economics of Climate Change : Adaptation Behaviors, Global Public Goods, Breakthrough Technologies, and Policy-making

Seo, S. Niggol
紙版刊行: 2017/06
Academic Pr




地球温暖化に関する政策協議が生み出す対策をどのように理解すべきか、また気候条件が変るとこれらの対策はどのように変容するものかを示す。定量分析、ケーススタディ、具体的政策例を通じて、地球温暖化に効果的に対応してゆくためのカギを提示する。

商品詳細へ行動経済学と健康行動
Behavioral Economics and Healthy Behaviors : Key Concepts and Current Research

Hanoch, Yaniv/ Barnes, Andrew J./ Rice, Thomas
紙版刊行: 2017/05
Routledge




行動経済学は健康の分野でこそ、国民や政府に最大の価値をもたらすのではないか―。本書は、現在最も重大な健康上の課題(喫煙、飲酒、薬物、運動、食物摂取、癌検診、性の健康)を、先進国・途上国双方を視野に、行動経済学によってとらえ直し、解決策を提示する。

商品詳細へサンスティーン:"ヒューマン" への働きかけと行動経済学
Human Agency and Behavioral Economics : Nudging Fast and Slow (Palgrave Advances in Behavioral Economics) 1st ed. 2017. 2017. vii, 116 S. 210 mm

Sunstein, Cass R.
紙版刊行: 2017/00
SPRINGER, BERLIN; SPRINGER INTERNATIONAL PUBLISHING




政策における「ナッジ」(軽い促し)を国民が実際にどう受け止めているか幅広く実証する。データが示すところでは、多様な国々で国民の大多数がナッジ(しかも教示的な)を好む一方で、たとえば貯蓄プランへの参加が自動選択されているような、非教示的なナッジについては大きく議論の分かれるところとなっている。ナッジを教示的なものにするか非教示的なものにするかは、理論的にも実際的にも人間の自由に関わる根本的問題を提起しているとする。

商品詳細へナッジ理論の実践:政策と市場における行動経済学の応用
Nudge Theory in Action : Behavioral Design in Policy and Markets (Palgrave Advances in Behavioral Economics)

Abdukadirov, Sherzod (EDT)
紙版刊行: 2016/10
Palgrave Macmillan




行動経済学が政策づくりに実際に応用される様子を示し、行動科学に則した政策づくりを行なう環境の構築をうながす政治的インセンティブや規制の枠組み、もう一方で、政府の「ナッジ」に代るものとしてすでに市場が提供しているものについて考察する。消費者がバイアスを乗り越え、より良い選択をするのを手助けする手段としての規制や技術の利用についても論じる。「ナッジ」の有効性を4つのケーススタディ(減量、エネルギー効率、消費者金融、ヘルスケア)を通して分りやすい言葉で示す。

商品詳細へ金融の行動科学
Finance and the Behavioral Prospect : Risk, Exuberance, and Abnormal Markets (Quantitative Perspectives on Behavioral Economics and Finance)

Chen, J.
紙版刊行: 2016/10
Palgrave Macmillan




本書は投資家の行動が、メンタル・アカウンティング(心の会計)や希望と危惧の相互作用によって、いかに金融経済に影響を与えるかを説明する。行動ファイナンスは数理ファイナンスにおける合理的前提を損ない、投資家は感情や概念にしたがって自身のポートフォリオや金融に関わる諸事を整理しようとするとされる。

商品詳細へラウトレッジ版 行動経済学ハンドブック
Routledge Handbook of Behavioral Economics (Routledge International Handbooks)

Frantz, Roger/ Chen, Shu-Heng/ Dopfer, Kurt
紙版刊行: 2016/07
Routledge




行動経済学の始まりとその後の発展、そして今後の可能性を、主要な研究者のそれぞれ異なるアプローチを比較対照しつつ振り返る。ナッジ、ヒューリスティックス、感情と道義、行動科学にもとづく政治経済・教育・経済イノベーションなど、行動経済学の応用面にも触れながら、この理論の全体像を提示する。

商品詳細へ行動経済学の哲学的問題
Philosophical Problems of Behavioural Economics (Routledge Inem Advances in Economic Methodology)

Heidl, Stefan
紙版刊行: 2016/05
Routledge




本書は行動経済学が、心理学の知見を導き役に、従来の経済理論の非理想化を試み、意思決定モデルを脱構築するものであると主張する。脱構築プロセスの異なる段階を分析し、経済学と心理学それぞれの学問原理が脱構築によってどのように関連づけられるかを示す。

商品詳細へ池田新介(他)編/選好、選択と幸福の行動経済学
Behavioral Economics of Preferences, Choices, and Happiness

Ikeda, Shinsuke/ Kato, Hideaki Kiyoshi/ Ohtake, Fumio
紙版刊行: 2016/01
Springer




行動経済学と財政学の発展の現状を、特に意思決定と人間の幸福との関連で示す。

商品詳細へI.カワチ(共)編/行動経済学と公衆保健
Behavioral Economics and Public Health

Roberto, Christina A./ Kawachi, Ichiro
紙版刊行: 2015/10
Oxford Univ Pr




肥満・喫煙・危険な性行動・過度の飲酒など、健康上の喫緊の課題に対し、いかにして行動経済学の原理を用いて取り組んでゆけば良いかを示す。

商品詳細へ行動経済学からみた環境政策:新たな視座
New Perspectives for Environmental Policies through Behavioral Economics

Kahlenborn, W./ Beckenbach, F.
紙版刊行: 2015/10
Springer




行動経済学の潜在的な力を生かし、環境保護の推進、効果的な環境政策の具体的立案を行ない、「ナッジ」や関連する手法によって産業や社会を持続可能な道筋へと導く方法を示す。

商品詳細へコーポレート・ガバナンスへの行動科学的アプローチ
Behavioural Approaches to Corporate Governance (Routledge Advances in Behavioural Economics and Finance)

Gordon, Cameron Elliott
紙版刊行: 2015/10
Routledge




本書は行動金融経済学の研究成果の内でガバナンス問題に最も関連深いものを検証し、現場での実践に最も役立つ対処法を提示する。