【Kinoppy】

気候変動と健康に関する洋書(電子書籍版)ご案内

地球温暖化や気候変動は、政治・経済・科学が大きな枠組みのなかで取り組むべき現象と考えられがちですが、私たちの日々の健康をおびやかす、より身近な問題として注意を向ける必要がありそうです。
イギリスの著名な医学雑誌『ランセット』が2年前に組織した調査委員会は、このほど「ランセット・カウントダウン」というレポートを発表し、気候変動がすでにきわめて広い範囲で健康被害をひき起こす原因になっていると警告しています。
以下、特に健康との関連で気候変動を扱っている洋書籍(電子書籍版)10点をご案内いたします。

【2017年11月10日更新】

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商品詳細へ気候変動と大気汚染:先進諸国および途上国において人の健康に及ぼす衝撃
Climate Change and Air Pollution : The Impact on Human Health in Developed and Developing Countries (Springer Climate)

Akhtar, Rais / Palagiano, Cosimo (EDT)
紙版刊行: 2017/08
Springer




温暖化が進行すると、花粉・煤煙・オゾンレベルが上昇し、大都市住民の健康に影響を与える。また気温上昇は大気汚染を進め、それによって山火事や花粉発生がより大規模なものになる―。著者たちはここ数十年の気候データを地域ごとに分析し、気候変動がもたらす大気汚染や、変動によって引き起こされる疾患事例を調査する。

商品詳細へ気候変動がアレルギー源とアレルギー性疾患に及ぼす衝撃
Impacts of Climate Change on Allergens and Allergic Diseases

Beggs, Paul J. (EDT)
紙版刊行: 2016/10
Cambridge Univ Pr




気候変動が花粉・カビ胞子などのアレルギー源やアレルギー性疾患に及ぼす様々な影響をかつてないほど広範かつ綿密に分析した、信頼性高くしかも包括的な初めての資料。

商品詳細へグローバル気候変動と保健
Global Climate Change and Human Health : From Science to Practice 1 PAP/PSC

Luber, George, Ph.D. / Lemery, Jay, M.D. (EDT)
紙版刊行: 2015/11
Jossey-Bass Inc Pub




環境危機を公衆衛生と臨床医療の側面から分析し、気候変動と健康の問題を包括的に紹介する。空気アレルゲンの増加、保菌生物の移動、緊急リスクなどについて分りやすく示し、人間の健康が今後(あるいはすでに)どのように影響を被り、医療実務者としてそれにどのように備えるべきか述べる。

商品詳細へ気候変動と公衆衛生
Climate Change and Public Health

Levy, Barry S. / Patz, Jonathan A. / Brundtland, Gro H. (FRW)
紙版刊行: 2015/07
Oxford Univ Pr




気温変化が引き起こす障害、感染症、呼吸器系およびアレルギー性障害、栄養不良、精神疾患、暴力など、気候変動は健康に対して広範な悪影響をもたらす。本書は気候変動と公衆衛生の専門家78人が寄稿し、問題にいかに適応し障害を緩和するか、そのカギとなる戦略を提示する。

商品詳細へ医療従事者向け気候変動ガイド
The Health Practitioner's Guide to Climate Change : Diagnosis and Cure

Griffiths, Jenny / Rao, Mala / Adshead, Fiona (EDT)
紙版刊行: 2009/11
Routledge




医療従事者と医学専攻学生向けに、気候変動と、それが現在および今後にもたらす健康への影響について、温室効果ガス排出の実際の数字などを示しながら説明する。

商品詳細へ健康と気候変動:気候変動とオゾン層破壊による衝撃のモデル化
Health and Climate Change : Modelling the Impacts of Global Warming and Ozone Depletion (Environment and Health Series)

Martens, Pim / McMichael, Tony (FRW)
紙版刊行: 1998/09
Routledge




初版刊行1998年。オゾン層破壊による皮膚ガン、気温上昇にともなう循環器系・呼吸器系障害など、進行中の地球の大気変化が健康に及ぼす潜在的脅威を示した最初の重要な論考。生態や気候の複雑な変化がいかに人間の健康に影響を与えるものかについての理解を深めるのに役立つ。

商品詳細へ気候変動に対する地域レベルでの共同行動:変革への道すじと進展
Local Action on Climate Change : Opportunities and Constraints (Routledge Advances in Climate Change Research)

Moloney, Susie / Fuenfgeld, Hartmut / Granberg, Mikael (EDT)
紙版刊行: 2017/09
Taylor & Francis




地球規模の気候変動への対応において地域(自治体、NGO、地域コミュニティなど)がどのような役割を担うのか、これまでにどんな効果をあげたかについて、バヌアツ共和国、日本、南アフリカ、オーストラリア、スェーデン、米国、インドなど、地理的にも政治社会的にも異なる世界の様々な国々の例をひいて考察する。

商品詳細へ気候変動と各国の健康状態:飢饉、熱病、住民の運命
Climate Change and the Health of Nations : Famines, Fevers, and the Fate of Populations

Mcmichael, Anthony J. / Woodward, Alistair / Muir, Cameron
紙版刊行: 2017/02
Oxford Univ Pr




著者の一人であるアンソニー・マクマイケルは著名な疫学者で、人間の健康と気候変動との関係についての研究のパイオニア。本書では、約500万年前から現在までの歴史をふりかえり、人類が遭遇した気候変動やそれによる多大な犠牲者の数をもとに、人間がいかに自然の影響下で生存しているか、また生存に必要な自然のバランスを崩す脅威としての地球温暖化や気候変動に向き合うことがいかに重要かを訴える。

商品詳細へ大都市における気候変動リスク:持続可能な管理と戦略にもとづく計画
Climate Health Risks in Megacities : Sustainable Management and Strategic Planning

Marolla, Cesar / Sommer, Alfred, Dr. (FRW)
紙版刊行: 2016/12
CRC Pr I Llc




ニューヨーク、ロスアンジェルス、北京、リオデジャネイロ、ロンドン、ムンバイ、ラゴスなどの大都市におけるケーススタディに基づき、気候変動による都市人口への影響に対応したリスク管理と継続的な運用システムをいかに築いてゆくかについて、特に居住地域、適切な衛生管理、食の安全、保菌生物による疾病などの重要課題に触れながら述べる。

商品詳細へ都市の変容:保健、シェルターと気候変動への対応
The Urban Transformation : Health, Shelter and Climate Change

Sclar, Elliott D. / Volavka-Close, Nicole / Brown, Peter (EDT)
紙版刊行: 2013/12
Routledge




今や世界人口の半分が都市近郊に居住し、2050年にはその割合が3分の2を超えると予測されている。この現象は特に新興国に顕著で、公衆衛生・住居・飲料水・衛生・気候変動への適応が緊急の優先事項となっている。本書はこれら課題への統合的なアプローチと都市開発計画の青写真を提示する。