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食をとりまく歴史・社会・経済・文化 洋書(電子書籍版) ご案内

「食」を歴史、社会、経済、文化、芸術それぞれの、あるいはそれらの複合としての文脈のなかで考察する洋書(電子書籍版)15点をご案内いたします。

【2017年12月1日更新】

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商品詳細へ日本の食をめぐる文化と政治
Feeding Japan : Cultures and Politics of Food Identities

Niehaus, Andreas (EDT)/ Walravens, Tine (EDT)
紙版刊行: 2017/04
Springer




日本の食が国独自のものとして、日本の内外でアイデンティティを形成してゆくパターンやプロセスを、歴史・文化・宗教、食・政治学・国際関係の各分野の研究者が考察する。

商品詳細へ1400年から1600年のスペインにおける食と宗教的アイデンティティ
Food and Religious Identities in Spain, 1400-1600 (Religious Cultures in the Early Modern World)

Williams, Jillian
紙版刊行: 2017/02
Routledge




15-16世紀のスペイン史を、食および食と宗教の関係から眺める。断食、饗宴、食材選び、調理法など、食にかかわる行為が宗教上のアイデンティティの表明としての役割を果たしていることを明らかにする。宗教学および近世ヨーロッパと食の歴史の研究者に好適の書。

商品詳細へ伝統食の意味するもの
Eating Traditional Food : Politics, identity and practices (Routledge Studies in Food, Society and the Environment)

Sbastia, Brigitte (EDT)
紙版刊行: 2016/10
Routledge




食に「伝統」という言葉が付された時から、遺産、真正といった通常概念におさまらない政治的な意味合いが加わる―。本書は世界の広範な地域・文化のケーススタディを通じ、「伝統」の背後にある複雑さを示す。人類学、社会学、政治学、文化の研究者に好適。

商品詳細へ食とメディア
Food and Media : Practices, distinctions and heterotopias (Critical Food Studies)

Leer, Jonatan (EDT)/ Povlsen, Karen Klitgaard (EDT)
紙版刊行: 2016/07
Routledge




本書は、料理本・料理雑誌、テレビの料理番組、SNSなど、食に関する情報がメディアにあふれる現状を踏まえ、食の研究におけるメディアの重要性をもっと認識すべきであると主張、特に食の社会的・文化的側面でのメディア理解の重要性を訴える。

商品詳細へ食育
Food Pedagogies (Critical Food Studies)

Flowers, Rick (EDT)/ Swan, Elaine (EDT)
紙版刊行: 2016/02
Ashgate Pub Co




政治家からセレブ・シェフまで、ありとあらゆる人々が、食物の買い方、調理・盛り付け方法、食べかた、食べ残しの処分法に至るまでのあれこれを指南する世の中になり、学校、スーパー、家庭、広告、メディアに「食育」が溢れている。本書ではこの問題にかかわる世界の多様な背景・手法を調べ、どのようにとらえるべきかを考察する。

商品詳細へストリート・フードの社会科学
Street Food : Culture, Economy, Health and Governance (Routledge Studies in Food, Society and Environment)

Cardoso, Ryzia De Cssia Vieira (EDT)/ Companion, Michele (EDT)/ Marras
紙版刊行: 2014/10
Routledge




路上で調理され売られているストリート・フードを、その文化的多様性、経済的意味など、社会科学の対象として包括的に考察するユニークな書。ストリート・フードとその業者の行政的な規制・管理、生産・流通のパターン、販売における女性の役割、路上で売り、食べるという行為の歴史的ルーツと文化的意味、衛生と栄養などについて、北米、中南米、アジア、アフリカ、ヨーロッパの現状を踏まえて考える。

商品詳細へ文化遺産としての食
Edible Identities : Food as Cultural Heritage (Heritage, Culture and Identity)

Brulotte, Ronda L. (EDT)/ Di Giovine, Michael A. (EDT)
紙版刊行: 2014/09
Ashgate Pub Co




ヨーロッパ、アジア、南北アメリカのケース・スタディを通して、食物の育成、準備、消費が、どのように地域、国、世界規模での「文化遺産」というアイデンティティを作り出してゆくかを、人類学、歴史学、食の研究者たちが考察する。

商品詳細へ饗宴の文化史:ギリシア・ローマからキリスト教世界へ
Saints and Symposiasts : The Literature of Food and the Symposium in Greco-roman and Early Christian Culture (Greek Culture in the Roman World)

Konig, Jason
紙版刊行: 2012/08
Cambridge Univ Pr




プラトン『饗宴』に由来する食卓会話の歴史を、プラトンやその他の古典文献、特にプルターク、アテナイオス、メトディオス、マクロビウスのものを中心に考察。また、ギリシャ・ローマ時代および初期のキリスト教文献に見られる慣習破りで風変わりな飲食についても触れる。

商品詳細へアジア植民地の食文化
Food Culture in Colonial Asia : A Taste of Empire (Routledge Studies in the Modern History of Asia)

Leong-salobir, Cecilia
紙版刊行: 2011/06
Routledge




インド、マレーシア、シンガポール植民地における食の社会史をたどり、支配層の家庭の使用人だったアジア人の貢献によって植民地料理が確立していったことを、1858年から1963年の期間を対象に論じる。現地の料理本、家政のマニュアル、回顧録、旅行記を通して、植民地家庭、クラブ、避暑地、ホテルやレストランにおける料理を調査し、支配層の英国人と土着住民のあいだの交渉と協働によって独特の料理が生まれたとする。食の歴史、植民地史、アジア史の研究者に好適の書。

商品詳細へシェイクスピアにみる食:近世の食生活と演劇
Food in Shakespeare : Early Modern Dietaries and the Plays (Literary and Scientific Cultures of Early Modernity)

Fitzpatrick, Joan
紙版刊行: 2007/08
Ashgate Pub Co




英国近世の食生活に関する文献を通して、シェイクスピア戯曲における食の重要性を理解しようとするユニークな書。シェイクスピア作品に描かれる食物の持つ社会的・思想的意味にも焦点をあてる。本書は、『ハムレット』、「マクベス」、『お気に召すまま』、『冬物語』、『ヘンリー四世』などの作品を読み解く上で新鮮な視点を提供する。論考にあたり、食生活に関する文献として当時なんども再版されたアンドリュー・ボード、ウィリアム・ブリン、トマス・エルヨット、トマス・コーガンの著作をとりあげている。

商品詳細へサヤインゲンと食品不安:不安の時代の文化と商業
French Beans and Food Scares : Culture and Commerce in an Anxious Age

Freidberg, Susanne
紙版刊行: 2004/10
Oxford Univ Pr on Demand




ヨーロッパでは2000年代に入り、狂牛病、「マクドナルド」化、遺伝子組み換え作物などをきっかけに、食物をに対する不安や論議が起こり、それが高度に工業化・国際化した食品供給の裏にひそむ危険への不安を喚起した。この影響はヨーロッパへ食物を供給するアフリカ、特にフランス、英国それぞれの旧植民地国に及ぶこととなった。本書は、フランス・英国への食物供給を、19世紀中葉から21世紀初頭までのパリ、ロンドン、ブルキナファソ、ザンビアを通して語り、それぞれの料理同様、両国間でまったく異なる食糧貿易の内実を、特に食品不安の時代に即して論考する。

商品詳細へ日本の食の歴史と文化
The History and Culture of Japanese Food

Ishige, Naomichi
紙版刊行: 2002/01
Routledge




日本の食生活の歴史を6つの時期に区分し、コメ作が始まる前の旧石器・新石器時代から始め、土着料理が発展していった6世紀から15世紀の期間までをふりかえる。

商品詳細へフランスの食:食卓、書物、フランス文化における変遷
French Food : On the Table, on the Page, and in French Culture

Schehr, Lawrence R. (EDT)/ Weiss, Allen S. (EDT)
紙版刊行: 2001/07
Routledge




1880年代初頭の近代フランス料理の起源、プルーストやコレットの文学・映画や、探偵小説における食の役割、国章の「マクドナルド」化ともいうべき「フレンチ・フライ」―。フランスの食にまつわるテーマを文化研究、文芸批評、舞台研究、食の研究にたずさわる研究者が考察する。

商品詳細へ社会のなかの食:経済、文化、地域
Food in Society : Economy, Culture, Geography

Atkins, Peter J./ Bowler, Ian R.
紙版刊行: 2001/03
Hodder Arnold




生産から販売にいたる食物の一連の流れにかかわる政治経済学、需要と供給にかかわる地球規模の課題、環境や健康面から見た食についての重要な議論などを通し、食への理解が各国で異なる状況を考察する。人文・社会科学の側面からの食の研究者にとっての基本書。

商品詳細へ食肉をめぐる政治・経済・文化
Geographies of Meat : Politics, Economy and Culture (Critical Food Studies)

Neo, Harvey/ Emel, Jody
紙版刊行: 2017/03
Routledge




この数十年高まり続ける食肉需要と世界の多くの地域で進む工場式農場の均質化をもたらしたものは何か、食肉生産の広範な集中に抗する方法は?―本書は食肉の生産と消費にかかわる文化、科学、政治経済面からこれらの問いへの答を、米・欧・アジアにおける例をひきながら考察する。