ロボット・AIと生きる世界を考える

法律書から理工書、人文・社会学書、文芸書まで必読の81冊
ロボットがもたらす便益やリスクを冷静に認識したうえで対応を考えるのは もちろんのこと、「意識」とは何か、「責任」とは何か、果てはそもそも「人間」とは何かといった分野を越えた刺激的な問いをも提起する「ロボット法」の世界。関連する哲学や倫理学、工学などの書籍や、小説などの文芸諸作品も取りそろえた本フェア(※)をきっかけに、ロボットと生きる社会を考えてみませんか。
無料配布されたブックガイド「はじめに」より>
※2018年2月4日-2月末までに紀伊國屋書店梅田本店にて開催のブックフェア。

【執筆者紹介(五十音順)】
赤坂亮太 国立研究開発法人産業技術総合研究所特別研究員
工藤郁子 マカイラ株式会社コンサルタント・上席研究員
工藤俊亮 電気通信大学大学院情報理工学研究科准教授
新保史生 慶應義塾大学総合政策学部教授
角田美穂子 一橋大学大学院法学研究科教授
成原 慧 東京大学情報学環客員研究員
林 秀弥 名古屋大学大学院法学研究科教授
平野 晋 中央大学総合政策学部教授
福田雅樹 大阪大学大学院法学研究科教授
松尾剛行 弁護士(桃尾・松尾・難波法律事務所)

【2018年3月2日更新】

◇◆INDEX◆◇

※一部品切れのタイトルも含まれております。ご了承ください。

2. 法律

1

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AI時代の働き方と法  :  2035年の労働法を考える   

大内伸哉

2017/01  弘文堂

定価:¥2,160(本体 ¥2,000)

AI・ロボットの将来の発展および産業界への適用状況を予想する最新の研究成果をふまえながら、これまでの労働法学における関係する議論の蓄積を踏まえ、労働法は何であり、労働法がどう変わるべきかを検討することを通じて、AI・ロボット時代におけるこれからの労働法の姿を提言する一冊。2035年というかなりの将来であるにもかかわらず、説得的な未来予測がされている。(松尾)


2

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【未刊】
AI・ロボット法  :  ロボット・AI時代の法はどうなる 
 

弥永真生/宍戸常寿

2018/04  有斐閣

予定価格:¥2,700

AI・ロボットを巡る法的諸課題を総覧できる概説書。主要な法分野の研究者たちが、基礎から先端的議論まで幅広く解説。全体を通じて、ロボットやAIが進展・普及する社会に法学がどのような知見を提供できるかが問われている。法(学)とはどのような知的営為なのかを探求する、理論面でも野心的な一冊。(工藤郁子)※出版社のHPはこちら ⇒ http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641125964


3

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IoT・AIの法律と戦略  

福岡真之介/桑田寛史

2017/04  商事法務

定価:¥3,240(本体 ¥3,000)

IoTとAIの活用にあたって、そもそもどのような法律問題が生じる可能性があるのか。ビッグデータの活用、自動運転、ドローン、サイバーセキュリティー等、IoTとAIの普及に向けた現状を踏まえ、最新の検討動向をまじえて法的課題を体系的に論ずることを試みた渾身の一冊。(新保)


4

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ドローンビジネスと法規制  

森・濱田松本法律事務所ロボット法研究会

2017/05  清文社

定価:¥3,024(本体 ¥2,800)

無人航空機(ドローン)は、航空法の改正によって飛行ルールが定められており、法律の定める飛行方法のルールに基づいて飛行させなければならない。本書は、ドローン利用者が認識しなければならない規制や飛行ルールをわかりやすく解説するとともに、関連する法律問題や、ドローンを活用したビジネスモデルに至るまでドローン利用者必読の一冊。(新保)


5

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アーキテクチャと法  :  法学のアーキテクチュアルな転回?   

松尾陽/稻谷龍彦

2017/02  弘文堂

定価:¥2,700(本体 ¥2,500)

AI・ロボットの物理的・技術的構造であるアーキテクチュアは、ロボット法において重要である。自動運転車の問題やプライバシーの問題等、AI・ロボットと関係が深い様々なアーキテクチュアの問題を論じる本書の論文集部分に加え、アーキテクチュア論の再考を迫る巻末の座談会も合わせると、さらに深い理解を得られる。(松尾)


6

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情報法概説  

曽我部真裕/林秀弥

2016/01  弘文堂

定価:¥3,564(本体 ¥3,300)

個別の法分野において、ネットワークに関わる法律問題を情報法として論じている書籍が多い現状において、本書は、情報法を 「情報の生産流通消費に関する法」と捉え、情報流通の基盤に関わる問題、個人情報の保護と情報セキュリティ、違法有害情報の規律、電子商取引法制の観点から、基本となる問題から最新の動向までカバーし、法学としての情報法を体系的に解説した書籍。(新保)


7

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最新判例にみるインターネット上のプライバシー・個人情報保護の理論と実務   (勁草法律実務シリーズ ) 

松尾剛行

2017/07  勁草書房

定価:¥3,996(本体 ¥3,700)

情報法を研究する弁護士による、改正個人情報保護法及びこれまでの裁判例の蓄積を踏まえた、インターネット上のプライバシー及び個人情報保護について論じる一冊。AI・ロボット時代において重要性の高いプライバシーの問題を日本の過去の裁判例の蓄積という観点から説明しており、実務家にとって参考になるだろう。(松尾)


8

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最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務   (勁草法律実務シリーズ ) 

松尾剛行

2016/02  勁草書房

定価:¥4,752(本体 ¥4,400)

情報法を研究する弁護士による、これまでの裁判例の蓄積を踏まえた、インターネット上の名誉毀損について論じる一冊。チャットボットが誹謗中傷を始めたことが話題になったように、AI・ロボット時代において重要性の高い名誉毀損の問題を日本の過去の裁判例の蓄積という観点から説明しており、実務家にとって参考になるだろう。(松尾)


9

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クラウド情報管理の法律実務  

松尾剛行

2016/09  弘文堂

定価:¥3,780(本体 ¥3,500)

クラウドサービスを利用していることを認識せずに利用する機会が増える一方で、クラウドの利用をめぐる問題を理解することが雲を掴むように難しい現状がある。本書は、クラウドを利用するに当たって認識すべきリスクや情報セキュリティーの問題から、契約、個人情報、知的財産の保護等事前に検討が必要な事項からトラブル発生時までを想定した秀逸の一冊。(新保)


10

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プライバシーなんていらない!?  :  情報社会における自由と安全   

ダニエル・J.ソロブ/大島義則

2017/04  勁草書房

定価:¥3,024(本体 ¥2,800)

安全・安心の確保が叫ばれ、AIの利用を含む様々な新技術が導入されている。しかしこれらの技術は同時に、プライバシーの問題を孕む。安心・安全とプライバシーの関係をどのように考えるべきなのだろうか。「政府によるAIとビッグデータの利用とプライバシー」等を扱う本書は、AI時代こそ高い参照価値を持つ。(松尾)


11

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おそろしいビッグデータ  :  超類型化AI社会のリスク    (朝日新書 ) 

山本龍彦

2017/11  朝日新聞出版

定価:¥777(本体 ¥720)

Kinoppy

気鋭の(という形容に余りある)憲法学者が、ビッグデータの利用が進む社会を「予測社会」「個別化社会」と位置づけ、問題提起をする解説書。憲法上の権利を武器として、AIやアルゴリズムを神格化しがちな社会認識と対峙し、「そういう未来を望むなら、まず憲法を倒してから行け」(192頁)と迫る一冊。(工藤郁子)


12

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プライバシーの権利を考える  

山本龍彦

2017/09  信山社出版

定価:¥7,560(本体 ¥7,000)

自分のデータを使われる際の「気持ち悪さ」を分節し、法・権利の概念として再構築する理論書。繊細すぎる声高さとして懸念を切り捨てず、価値原理論との往復のなかで、個々のモチーフに応じて調律する論考群は、初出時も研究者・実務家の間で話題となった。多楽章から成るという意味でも交響曲のような本。(工藤郁子)


13

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法廷に立つ科学  :  「法と科学」入門   

シーラ・ジャサノフ/渡辺千原

2015/07  勁草書房

定価:¥3,780(本体 ¥3,500)

法と科学技術の関係について論じた古典的著作。法と科学技術がお互いにいかに影響をあたえ、利用されてきたのか、米国における豊富な事例をもとに論じられている。AI・ロボットという新しい科学技術が今後いかに法と関係を築くのか考える上での出発点となるだろう。なお原著は1995年に米国で出版されたものであり、内容に古さや米国ならではの論点があるが、出版後の展開や日本における展開についても訳者解説において概説されており参考となる。(赤坂)


14

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ICT実務のためのインターネット政策論の基礎知識  :  テクノロジー・ユーザー・ビジネスにより進化し続ける   

クリストファ-・ユー/波多江崇

2017/08  勁草書房

定価:¥3,024(本体 ¥2,800)

インターネットをめぐる政策は多種多様な議論がなされてきたが、本書は、エンドユーザー数の増加と多様化、アプリケーションの多様化と帯域使用量の増加、テクノロジーの多様化、複雑なネットワーク間取引の登場についての議論が不足していると指摘し、標準化、ガバナンス、機能の集約、料金体系の複雑化、通信媒介、産業の成熟などの観点からネット政策を体系的に理解できる書籍。(新保)


<その他の法律書>

15

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AIビジネスの法律実務  

人工知能法務研究会

2017/11  日本加除出版

定価:¥2,592(本体 ¥2,400)


16

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表現の自由とアーキテクチャ  :  情報社会における自由と規制の再構成   

成原慧

2016/06  勁草書房

定価:¥5,616(本体 ¥5,200)


17

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情報法入門  :  デジタル・ネットワークの法律  --  第3版   

小向太郎

2015/03  NTT出版

定価:¥3,024(本体 ¥2,800)


18

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情報法のリーガル・マインド  

林紘一郎

2017/02  勁草書房

定価:¥3,888(本体 ¥3,600)


19

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18歳からはじめる情報法   (From 18 ) 

米丸恒治

2017/03  法律文化社

定価:¥2,484(本体 ¥2,300)


20

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インターネット法  

松井茂記/鈴木秀美

2015/12  有斐閣

定価:¥3,132(本体 ¥2,900)