【Kinoppy】

ケンブリッジ大学出版 好評書・話題書(電子書籍)セレクション
(第7弾)

ケンブリッジ大学出版のタイトルで、新聞や雑誌の書評で最近とりあげられた好評書・話題書をご案内する "セレクション" の7回目です。 今日的テーマと新鮮な切り口で注目を集める好著の数々をぜひご検討ください。

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【2019年3月1日更新】

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商品詳細へ文章が人を動かすしくみ:文字の発明からソーシャルメディアの興隆まで
How Writing Works : From the Invention of the Alphabet to the Rise of Social Media

Wyse, Dominic
紙版刊行: 2017/11
Cambridge Univ Pr




1月18日付Times Literary Supplementが紹介。ヒエログリフからプログラム言語やSNSまで、幼年期・初等教育研究者ドミニク・ワイズLSE教授が、人類の膨大な書き言葉の変遷をふり返り、今後の英語教育についても考える。

商品詳細へ女性と辞書づくり
Women and Dictionary Making : Gender, Genre, and English Language Lexicography

Russell, Lindsay Rose
紙版刊行: 2018/08
Cambridge Univ Pr




2018年12月21日付Times Literary Supplement が紹介。辞書作りにおける男性中心の伝統とそれ故に陰に隠れてきた女性たちの才能と大きな貢献の歴史を6世紀にわたって明らかにする。

商品詳細へカフカ研究のコンテクスト
Franz Kafka in Context (Literature in Context)

Duttlinger, Carolin (EDT)
紙版刊行: 2017/12
Cambridge Univ Pr




1月4日付Times Lietarary Supplement が紹介。孤独で傷つきやすい作家というステレオタイプな解釈を打ち破り、カフカを新たな視点から捉えなおす。現代を代表する研究者たちの論考35篇。

商品詳細へヨーロッパ大陸からの漂流:大英帝国の終わりと欧州懐疑主義
Continental Drift : Britain and Europe from the End of Empire to the Rise of Euroscepticism

Grob-Fitzgibbon, Benjamin
紙版刊行: 2016/05
Cambridge Univ Pr




欧州懐疑主義と帝国懐古の情は表裏一体。英国のEU離脱のルーツを、第二次大戦後の植民地消失、冷戦、対米関係がひき起こした大英帝国の終焉に求める。

商品詳細へイギリスの「イスラーム国」に集う若者のエスノグラフィー
The Islamic State in Britain : Radicalization and Resilience in an Activist Network (Structural Analysis in the Social Sciences)

Kenney, Michael
紙版刊行: 2018/10
Cambridge Univ Pr




英国内で20年以上にわたり活動し「イスラム国」とも呼応するアラブ過激集団ネットワークとその参加者たちを民族誌的に分析。

商品詳細へ彼我を隔てるもの:地理的空間の政治と社会
The Space between Us : Social Geography and Politics

Enos, Ryan D.
紙版刊行: 2017/10
Cambridge Univ Pr




「~街」といった地理空間が醸成する人種・民族・宗教の隔たり、エリア内外の住民がお互いに対して抱く意識に注目する。

商品詳細へ途上国における移民排斥と経済統合
Nativism and Economic Integration Across the Developing World : Collision and Accommodation (Elements in Political Economy)

Bhavnani, Rikhil R./ Lacina, Bethany
紙版刊行: 2019/02
Cambridge Univ Pr




「移民」は先進国だけの課題ではない。途上国で1970年代以降顕著になっている国内の集団移動と、受入れ地で強まる流入者とその出身地方に対する排斥主義に焦点を当てる。

商品詳細へ食をめぐる国家犯罪
State Food Crimes

Howard-Hassmann, Rhoda E.
紙版刊行: 2016/09
Cambridge Univ Pr




国内の飢餓・栄養失調の放置・助長は、人間の根源的な「食の権利」の深刻な蹂躙である。世界各地の食糧危機の過去と現状を詳細に考察。

商品詳細へ安楽死と自殺幇助:ベルギーからの教訓
Euthanasia and Assisted Suicide : Lessons from Belgium (Cambridge Bioethics and Law)

Jones, David Albert/ Gastmans, Chris/ Mackellar, Calum (EDT)
紙版刊行: 2018/12
Cambridge Univ Pr




安楽死が合法化されている5か国の1つであるベルギーの事例に基づく詳細な考察。

商品詳細へ国境の政治学:9.11後の主権、安全保障と市民
The Politics of Borders : Sovereignty, Security, and the Citizen after 9/11 (Problems of International Politics)

Longo, Matthew
紙版刊行: 2017/12
Cambridge Univ Pr




9.11以降の世界で激変した「国境」の意味と、ハイテクを駆使した新たな警備策がもたらすオーウェル的世界。

商品詳細へ民主政治と「恥」の意識の死滅
Democracy and the Death of Shame : Political Equality and Social Disturbance Reprint

Locke, Jill
紙版刊行: 2017/06
Cambridge Univ Pr




政治の世界において「恥」というのはすでに死滅した概念なのか?かつて最も有効な政敵糾弾の論拠とされた「恥」の変容について考える。

商品詳細へ冷戦後の世界にみる競争的権威主義
Competitive Authoritarianism : Hybrid Regimes after the Cold War (Problems of International Politics)

Levitsky, Steven/ Way, Lucan A.
紙版刊行: 2010/10
Cambridge Univ Pr




現代の「独裁」政治は人権侵害や暴力に訴えることなく、選挙の区割り変更や厳正な法執行などで「合法的」に反対勢力を押さえこむ。1990~2008年アフリカ、アジア、南米の事例で説明。

商品詳細へ米国議会と貧困層の代表
Poor Representation : Congress and the Politics of Poverty in the United States

Miler, Kristina C.
紙版刊行: 2018/11
Cambridge Univ Pr




米国で数千万票を形成する貧困層は、政党や議員たちのリップサービスとは裏腹に、政策作りの場面では見放されている。綿密なデータに基づく現状分析。

商品詳細へ麻薬戦争:取締り vs. 麻薬カルテル
Making Peace in Drug Wars : Crackdowns and Cartels in Latin America (Cambridge Studies in Comparative Politics)

Lessing, Benjamin
紙版刊行: 2018/01
Cambridge Univ Pr




国の武力による麻薬カルテルの一方的抑え込みはカルテルの反攻を誘っただけだった。次善の策としての条件戦法がもたらす危うい力の均衡をコロンビア、メキシコ、ブラジルの事例から考察。

商品詳細へイノベーション経済における資本主義の実践:市場、投機と国家(第2版)
Doing Capitalism in the Innovation Economy : Reconfiguring the Three-Player Game between Markets, Speculators and the State 2 REV UPD

Janeway, William H.
紙版刊行: 2018/05
Cambridge Univ Pr




『オブザーバー』紙 "Best Books of 2018"に登場。デジタル経済の進展と共に繰り広げられる金融当局と市場との複雑な駆け引きを俯瞰する好著。