『ナチズムは再来するのか?』刊行記念フェア
―20世紀の経験と現代への警告―

『ナチズムは再来するのか?民主主義をめぐるヴァイマル共和国の教訓』(慶應義塾大学出版会)の刊行記念フェアです。「ヴァイマル共和国とナチズム」「現代のポピュリズムと民主主義の危機」の2テーマをお届けします。ぜひご高覧ください(★は訳者によるコメントです(敬称略))。

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【2019年7月11日更新】

ナチズムは再来するのか?  :  民主主義をめぐるヴァイマル共和国の教訓   

アンドレアス・ヴィルシング/ベルトルト・コーラー

2019/06  慶應義塾大学出版会

定価:¥1,944(本体 ¥1,800)


当時、世界で最も民主主義的な憲法をもちながらも、わずか14年でナチスに破壊されてしまったヴァイマル共和国。ドイツを代表する研究者たちが、現代との共通点をさぐり、歴史の経験から民主主義の危機を考える。


フェア書籍一覧

ヴァイマル共和国とナチズム

1

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暴力の経験史  :  第一次世界大戦後ドイツの義勇軍経験1918~192   

今井宏昌

2016/05  法律文化社

定価:¥6,912(本体 ¥6,400)

第一次世界大戦後のドイツにもたらされた「政治の野蛮化」について、アルベルト・レオ・シュラーゲター、ユリウス・レーバー、ヨーゼフ・ベッポ・レーマーという3人の義勇軍戦士を軸に検討する。


2

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ワイマル共和国  :  古典的近代の危機   

デートレフ・J.K.ポイケルト/小野清美

1993/04  名古屋大学出版会

定価:¥3,780(本体 ¥3,500)

★(小野寺)日本語で手に入るヴァイマル共和国研究としては、もっとも定評のあるもの。近代から現代への過渡期=「古典的近代」としてヴァイマルを描く本書の視点は、今なお輝きを失っていない。


3

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崩壊の経験  :  現代ドイツ政治思想講義   

蔭山宏

2013/10  慶応義塾大学出版会

定価:¥5,616(本体 ¥5,200)

すべてが瞬く間に変わってしまった―さまざまな思潮が渦巻くワイマール時代。普遍化する複製技術に、きらびやかなキャバレーや大衆文化に、政治イメージの拡散と「点化」に、“現代”の始まりを読む。


4

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第三帝国の到来 上    (第三帝国の歴史 ) 

リチャード・J・エヴァンズ/大木毅

2018/12  白水社

定価:¥4,536(本体 ¥4,200)

★(小野寺)本書の魅力は、盛り込まれているデータや細部の面白さ。ナチズムが登場するうえで、ドイツ史が果たした役割の大きさに改めて注意を促している点も、本書の特徴のひとつ。


第三帝国の到来 下    (第三帝国の歴史 ) 

リチャード・J・エヴァンズ/大木毅

2018/12  白水社

定価:¥4,536(本体 ¥4,200)

★(小野寺)本書の魅力は、盛り込まれているデータや細部の面白さ。ナチズムが登場するうえで、ドイツ史が果たした役割の大きさに改めて注意を促している点も、本書の特徴のひとつ。


5

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ヒトラーとナチ・ドイツ   (講談社現代新書 ) 

石田勇治

2015/06  講談社

定価:¥993(本体 ¥920)

Kinoppy

なぜ文明国ドイツにヒトラー独裁政権が誕生したのか? 「人類の歴史における闇」ともいえるヒトラー政権時代。その数々の疑問に最新研究をふまえ、答える!ヒトラーの実像からホロコーストの真実までを描く決定版!


6

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ナチスの戦争1918-1949  :  民族と人種の戦い    (中公新書 ) 

リチャード・ベッセル/大山晶

2015/09  中央公論新社

定価:¥1,036(本体 ¥960)

★(小野寺)近年のナチズム研究の成果がふんだんに盛り込まれており、新書レベルでナチズムに触れるにはファースト・チョイスと言える。


7

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ホロコースト  :  ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌    (中公新書 ) 

芝健介

2008/04  中央公論新社

定価:¥928(本体 ¥860)

Kinoppy

ナチスのユダヤ人政策が、戦争の進展によって、「追放」からアウシュヴィッツ絶滅収容所に代表される巨大な「殺人工場」に行き着く過程と、その惨劇の実態を描く。戦後のホロコーストの認識の有り様と研究にも言及する。


8

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ブラックアース  :  ホロコーストの歴史と警告  上   

ティモシー・スナイダー/池田年穂

2016/07  慶応義塾大学出版会

定価:¥3,024(本体 ¥2,800)

Kinoppy

ドイツの絶え間ない生存競争を、ユダヤ人の倫理観や法感覚が妨げると考えたヒトラーは、やがてユダヤ人のいない世界を構想した?。ヒトラー「生存圏」の思想にメスを入れ、ホロコーストの真因を明らかにする。


ブラックアース  :  ホロコーストの歴史と警告  下   

ティモシー・スナイダー/池田年穂

2016/07  慶応義塾大学出版会

定価:¥3,240(本体 ¥3,000)

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ホロコーストはドイツだけで起きたのか。加害者はすべてナチスだったのか。国家機構が破壊され、無法地帯に陥ったその地で、一体何が起こったのか。極限状況における悪を問い直し、未来の大虐殺に警鐘を鳴らす。


9

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ヒトラーの娘たち  :  ホロコーストに加担したドイツ女性   

ウェンディ・ロワー/武井彩佳

2016/07  明石書店

定価:¥3,456(本体 ¥3,200)

★(小野寺)ナチズムやホロコーストにおける女性の「加害者性」という、きわめて重要なテーマでありながら、日本ではほとんど研究文献のなかった空隙を埋める、重要な著作。


10

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ヒトラーに抵抗した人々  :  反ナチ市民の勇気とは何か    (中公新書 ) 

対馬達雄

2015/11  中央公論新社

定価:¥950(本体 ¥880)

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祖国を愛する者は、ヒトラーのために戦ってはいけない?。ユダヤ人救援、エルザーのヒトラー爆殺未遂、白バラ運動、ワルキューレ作戦、クライザウ戦後計画…。苛烈な時代に生きた反ナチ市民の実像を素描する。


11

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カール・クラウスと危機のオーストリア  :  世紀末・世界大戦・ファシズム   

高橋義彦

2016/04  慶応義塾大学出版会

定価:¥3,888(本体 ¥3,600)

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独立自営の個人雑誌を舞台に、大新聞が伝える出来事の虚偽や矛盾を暴き続けた、カール・クラウス。「世紀末」「第一次世界大戦」「ファシズム」という3つの時代におけるクラウスの思想と、彼の生きた激動の時代を読み解く。


12

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アーレントと二〇世紀の経験  

川崎修/萩原能久

2017/09  慶応義塾大学出版会

定価:¥3,888(本体 ¥3,600)

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アーレントをいま、読む意味はなにか? 20世紀の政治的惨禍と真正面から対決した思想家を、現代の諸学知から改めて読み直す。アクチュアルな問いかけと議論を提起する一冊。


13

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暴政  :  20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン   

ティモシー・スナイダー/池田年穂

2017/07  慶応義塾大学出版会

定価:¥1,296(本体 ¥1,200)

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忖度による服従はするな。武器を携行するに際しては思慮深くあれ。危険な言葉には耳をそばだてよ…。気鋭の歴史家ティモシー・スナイダーが、現在、世界に台頭する圧政の指導者に正しく抗うための20の方法をガイドする。


現代のポピュリズムと民主主義の危機

1

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ポピュリズムとは何か  

ヤン=ヴェルナー・ミュラー/板橋拓己

2017/04  岩波書店

定価:¥1,944(本体 ¥1,800)

★(板橋)ポピュリズムの最大の特徴は反多元主義であると喝破し、民主主義にとっての明白な脅威と位置づけながら、この現象の歴史と現在を縦横無尽に論じた書。


2

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ポピュリズム  :  デモクラシーの友と敵   

カス・ミュデ/クリストバル・ロビラ・カルトワッセル

2018/04  白水社

定価:¥2,160(本体 ¥2,000)

★(板橋)ポピュリズムに関する最新の研究をふまえながら、この厄介な概念を定義し、その現代政治における意味を分かりやすく解説した格好の入門書。


3

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ポピュリズムとは何か  :  民主主義の敵か、改革の希望か    (中公新書 ) 

水島治郎

2016/12  中央公論新社

定価:¥885(本体 ¥820)

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【石橋湛山賞(第38回)】イギリスのEU離脱、反イスラム、反エリート、トランプ米大統領誕生…。世界を揺さぶる「熱狂」の正体とは? ポピュリズム(大衆迎合主義)が西欧から南北アメリカ、日本まで席巻する現状を分析し、その本質に迫る。


4

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左派ポピュリズムのために  

シャンタル・ムフ/山本圭

2019/01  明石書店

定価:¥2,592(本体 ¥2,400)

ギリシャのシリザ、スペインのボデモス、米国のサンダース、英国のコービン、不服従のフランスのメランション…。“少数者支配”に立ち向かう。民主主義を回復・深化させるためのラディカル・デモクラシー戦略。


5

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ドイツの新右翼  

フォルカー・ヴァイス/長谷川晴生

2019/01  新泉社

定価:¥3,024(本体 ¥2,800)

★(板橋)ナチの過去を克服したかに見えたドイツで、いまなぜ極右が台頭しているのか、歴史と思想から探った書。


6

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憎しみに抗って  :  不純なものへの賛歌   

カロリン・エムケ/浅井晶子

2018/03  みすず書房

定価:¥3,888(本体 ¥3,600)

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なぜ世界中で、他者への集団的な憎しみが高まっているのだろう。そこから自由になるためには。難民政策に揺れるドイツでベストセラーになった、世界を読むための必読書。


7

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欧州複合危機  :  苦悶するEU、揺れる世界    (中公新書 ) 

遠藤乾

2016/10  中央公論新社

定価:¥928(本体 ¥860)

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★(板橋)難民危機、ユーロ危機、安全保障危機など、現在のヨーロッパ世界を襲う危機を体系的に論じた書。


8

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欧州ポピュリズム  :  EU分断は避けられるか    (ちくま新書 ) 

庄司克宏

2018/05  筑摩書房

定価:¥842(本体 ¥780)

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★(板橋)EUの統治機構や法制度、政策を分かりやすく解説しながら、なぜそれがポピュリズムを生み出してしまうのか、そしてポピュリズムはEUに何をもたらすのかを論じた書。


9

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アフター・ヨーロッパ  :  ポピュリズムという妖怪にどう向き合うか   

イワン・クラステフ/庄司克宏

2018/08  岩波書店

定価:¥2,052(本体 ¥1,900)

★(板橋)難民危機がいかにしてヨーロッパ社会を変えたのか、また、ヨーロッパ市民はなぜエリートに怒っているのか、この二つの問題を解き明かした刺激的な書。


10

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民主政とポピュリズム  :  ヨーロッパ・アメリカ・日本の比較政治学    (筑摩選書 ) 

佐々木毅

2018/06  筑摩書房

定価:¥1,620(本体 ¥1,500)

ポピュリズム勢力が台頭するなか、変調を来す先進各国の民主政。ヨーロッパ諸国、アメリカ、日本の政党政治の「今」を、第一級の研究者が鋭く分析。来たるべき民主政のあり方を展望する。


11

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民主主義の死に方  :  二極化する政治が招く独裁への道   

スティーブン・レビツキー/ダニエル・ジブラット

2018/09  新潮社

定価:¥2,700(本体 ¥2,500)

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現代の民主主義の死は、選挙から始まる―。20世紀にヨーロッパやラテンアメリカで起きた民主主義の崩壊を長年研究してきた2人の著者が、世界の民主主義の現状を分析し、将来に向けて打つべき手を提言する。


12

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プーチンのユートピア  :  21世紀ロシアとプロパガンダ   

ピーター・ポマランツェフ/池田年穂

2018/04  慶応義塾大学出版会

定価:¥3,024(本体 ¥2,800)

【英国王立文学協会オンダーチェ賞(2016年度)】21世紀のロシアでは、独裁さえもリアリティー・ショーである―。ロシアのテレビ業界に潜入したTVプロデューサーが、クレムリンに支配されたメディアの内側から、21世紀のロシア社会とプロパガンダの実態を描く。


13

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ファシスト的公共性  :  総力戦隊制のメディア学   

佐藤卓己

2018/04  岩波書店

定価:¥2,808(本体 ¥2,600)

民主化されたプロパガンダ。「ポスト真実」は新しいのか? “参加”と“共感”に翻弄される民主主義。フェイク・ニュースが跋扈する現在を、メディア史的思考が撃つ!


14

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真実が揺らぐ時  :  ベルリンの壁崩壊から9.11まで   

トニー・ジャット/ジェニファ-・ホーマンズ

2019/04  慶応義塾大学出版会

定価:¥5,940(本体 ¥5,500)

Kinoppy

1989年の革命、9.11の犠牲、イラク戦争、深まる中東の危機、そして、アメリカ共和国の没落―。時代の変化に抗い、飽くことなく真実を追究した知識人、トニー・ジャットの魂の軌跡。