食をひらく フェア

医書専門書フロアで「食」のフェア開催中です
(紀伊國屋書店 新宿本店5F D10 フェア台にて)




今回のフェアでは最近出たものから女子栄養大学出版部の古き良きヴィンテージ料理本まで、心ときめく「食」の本を選書しました。その中でも特に思い入れの強い本が、久保明教『「家庭料理」という戦場』(コトニ社)そして、向田邦子/向田和子『向田邦子 ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)の2冊です。

自粛生活の間、食べる行為・料理をすることについて少しでも思いを巡らせた方、私は料理しません食べる専門です! という方もぜひお立ち寄りくださいませ。

(紀伊國屋書店新宿本店5階新宿医書センター 木村)

★フェアは2020年7月中旬まで開催予定

【2020年7月2日更新】

フェア書籍一覧

小林カツ代と栗原はるみ  :  料理研究家とその時代    (新潮新書 ) 

阿古真理

2015/05  新潮社

定価:¥880(本体 ¥800)

Kinoppy

小林カツ代と栗原はるみを中心に、百花繚乱の料理研究家を大解剖。彼女たちは時代を映す鏡であり、その歩みは日本人の暮らしの現代史である。本邦初の料理研究家論。


「食べること」の進化史  :  培養肉・昆虫食・3Dフードプリンタ    (光文社新書 ) 

石川伸一

2019/05  光文社

定価:¥990(本体 ¥900)

Kinoppy

気鋭の分子調理学者が、アウストラロピテクス属の誕生からSFが現実化する未来までを見据え、人間と食の密接なかかわりあいを描きだす。


「もしも」に備える食  :  災害時でも、いつもの食事を   

石川伸一/今泉マユ子

2015/02  清流出版

定価:¥1,650(本体 ¥1,500)

一家に一冊、必携! 普段から使える災害食レシピ。


ダイエット幻想  :  やせること、愛されること    (ちくまプリマー新書 ) 

磯野真穂

2019/10  筑摩書房

定価:¥924(本体 ¥840)

Kinoppy

食べること、他者と生きることをあらためて見つめなおす一冊。


変わる家族変わる食卓  :  真実に破壊されるマーケティング常識    (中公文庫 ) 

岩村暢子

2009/10  中央公論新社

定価:¥984(本体 ¥895)

朝食はお菓子、料理は気分次第……普通の家庭の日常の食卓が写真付きで徹底分析されることによって浮彫りにされる衝撃的な日本の「現在」。


上田フサのおそうざい手ほどき  

上田フサ

1981/05  女子栄養大学出版部

定価:¥3,300(本体 ¥3,000)

日本の家庭の食卓になじみの深い「おそうざい」。和風、洋風、中華風のおそうざいから、おもてなし料理まで紹介しています。女子栄養大学で長年「調理」を教えてきた著者が、調理の基本から懇切丁寧に、かつやさしく手ほどきしてくれます。


国民食の履歴書  :  カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが   

魚柄仁之助

2020/01  青弓社

定価:¥1,980(本体 ¥1,800)

文明開化期からの家庭雑誌・料理雑誌を渉猟してレシピどおりに調理し、経験豊かな舌で吟味する。その結果から通説の輸入史・生育史に疑問やダメ出しを投げかけて、意外な経歴を明らかにする食文化論。


昆虫食入門   (平凡社新書 ) 

内山昭一

2012/04  平凡社

定価:¥924(本体 ¥840)

Kinoppy

前人未到の食域に踏み込みつつ、昆虫食のスタンダードを探る。


発酵文化人類学  :  微生物から見た社会のカタチ   

小倉ヒラク

2017/05  木楽舎

定価:¥1,760(本体 ¥1,600)

お酒、味噌、醤油、麹、イースト、藍に乳酸菌……話題の発酵デザイナーが、ミクロの世界から日本のルーツや社会現象を捉え直す!


日本発酵紀行  

小倉ヒラク

2019/06  ディアンドデパートメント

定価:¥1,980(本体 ¥1,800)

47都道府県の山・海・島・街を巡って、酒・味噌・醤油はもちろん、知られざる発酵の現場を取材した記録。


京都の中華   (幻冬舎文庫 ) 

姜尚美

2016/12  幻冬舎

定価:¥880(本体 ¥800)

Kinoppy

花街で愛されてきた割烹式中華から、学生街のボリューム満点中華まで、この街の歴史や風習に合わせて変化してきた「京都でしか成り立たない味」のルーツを探索する。


「家庭料理」という戦場  :  暮らしはデザインできるか?   

久保明教

2020/01  コトニ社

定価:¥2,200(本体 ¥2,000)

「私、結婚したら毎日違う料理を作るんだ!」ある先輩が発したこの言葉に誘われるようにして、文化人類学者は「家庭料理」というフィールドにおもむく。


くさいはうまい   (角川ソフィア文庫 ) 

小泉武夫

2020/05  KADOKAWA

定価:¥968(本体 ¥880)

Kinoppy

異国の激烈臭食品から身近な食べ物に至るまで、知られざる歴史と効能を明らかにし、抱腹絶倒の顛末記を収めた代表的エッセイ集。


中国くいしんぼう辞典  

崔岱遠/李楊樺

2019/10  みすず書房

定価:¥3,300(本体 ¥3,000)

Kinoppy

多様な風土に、さまざまな文化が混在する中国でおいしいものを追い求める“吃貨”くいしんぼうたちの胃袋をとらえた垂涎必至の絶品エッセイ!


cook  

坂口恭平

2018/12  晶文社

定価:¥2,420(本体 ¥2,200)

やってみよう、やってみよう。やれば何か変わる。30日間自炊料理の旅。詳しいレシピはないのになぜか作りたくなる新世紀の料理書。


辺境メシ  :  ヤバそうだから食べてみた   

高野秀行

2018/10  文藝春秋

定価:¥1,650(本体 ¥1,500)

Kinoppy

人類最後の秘境は食卓だった! 食のワンダーランドへようこそ―辺境探検家がありとあらゆる奇食珍食に挑んだ、驚嘆のノンフィクション・エッセイ!


自炊力  :  料理以前の食生活改善スキル    (光文社新書 ) 

白央篤司

2018/11  光文社

定価:¥880(本体 ¥800)

Kinoppy

面倒くさい? 時間がない? 料理がきらい? 作らずに、「買う」ことだって自炊です。まずは、コンビニパスタ×冷凍食材からでOK。


ファッションフード、あります。  :  はやりの食べ物クロニクル1970-2010   

畑中三応子

2013/03  紀伊國屋書店

定価:¥2,640(本体 ¥2,400)

「食」はだれもが参加できるポップカルチャーになった。戦後、日本人はいかに食を楽しみ、果ては消費するようになったのか? 痛快な文化史。年表付。


カリスマフード  :  肉・乳・米と日本人   

畑中三応子

2017/01  春秋社

定価:¥2,090(本体 ¥1,900)

食べ物を超えたカリスマ的パワーを付与され、国の食料政策と深くか関わってきた肉・乳・米から、私たちの来し方をたどる。


食と文化の謎   (岩波現代文庫 ) 

マーヴィン・ハリス/板橋作美

2001/10  岩波書店

定価:¥1,276(本体 ¥1,160)

人間が何を食べ、何を食べないかどうして決まるのだろうか。人類学・経済学・医学・生物学・栄養学などの膨大な知見と楽しいエピソードを満載。


食べることの哲学   (教養みらい選書 ) 

桧垣立哉

2018/04  世界思想社

定価:¥1,870(本体 ¥1,700)

Kinoppy

食をめぐる身近な素材を、フランス現代哲学と日本哲学のマリアージュで独創的に調理し、濃厚な味わいに仕上げたエッセイ。


生まれた時からアルデンテ  

平野紗季子

2014/04  平凡社

定価:¥1,650(本体 ¥1,500)

世界一のレストランからロイヤルホスト観察記まで。小学生時代の赤裸々日記つき。新しい味覚エッセイガイド。


食べること考えること   (散文の時間 ) 

藤原辰史

2014/06  共和国

定価:¥2,640(本体 ¥2,400)

ナチス・ドイツ、あるいは明治時代の貧民窟で食べられていたものは? 原発とTPPで揺れる日本の食の未来は? 歴史の細部から新しい物語をつむぎだし、エネルギー、生命倫理、生活文化をめぐってわたしたちに共考をうながす多彩なテクストの集成。


給食の歴史   (岩波新書 ) 

藤原辰史

2018/11  岩波書店

定価:¥968(本体 ¥880)

Kinoppy

貧困、災害、運動、教育、世界という五つの視覚から知られざる歴史に迫り、今後の可能性を探る。


朝食の本  

細川亜衣

2019/09  KTC中央出版

定価:¥2,200(本体 ¥2,000)

季節の恵みと旅の記憶から生まれた77の料理。


人間は料理をする 上  火と水   

マイケル・ポーラン/野中香方子

2014/03  NTT出版

定価:¥2,860(本体 ¥2,600)

ユニークな料理人たちとの出会いや豊富なウンチクを交えて描く、料理というワンダーランド! 2分冊の上巻は“火”と“水”をテーマに、バーベキューと煮込み料理に挑戦する。レシピも掲載。


人間は料理をする 下  空気と土   

マイケル・ポーラン/野中香方子

2014/03  NTT出版

定価:¥2,860(本体 ¥2,600)

2分冊の下巻は“空気”と“土”をテーマに、パンと発酵食品に挑戦する。レシピとお薦め料理本も掲載。


つくるたべるよむ  

本の雑誌編集部

2020/03  本の雑誌社

定価:¥1,870(本体 ¥1,700)

食と本にまつわるあれこれを気になるあの人に聞いてきました。「食」に浸るエッセイ&論考もたっぷり収録。研ぎ澄まされた食の思考をご堪能あれ。


しらふで生きる  :  大酒飲みの決断   

町田康

2019/11  幻冬舎

定価:¥1,650(本体 ¥1,500)

Kinoppy

30年間毎日酒を飲み続けた作家は、4年前から一滴も飲んでいない。何が起きたのか? どうやってやめたのか? 痩せた! 眠れる! 仕事が捗る! 些細なことにもよろこぶ自分が戻ってきた! 思いがけない禁酒の利得。


食べたくなる本  

三浦哲哉

2019/02  みすず書房

定価:¥2,970(本体 ¥2,700)

Kinoppy

気鋭の映画批評家が、料理本を批評的に読む。「料理を作る・食べる・もてなす」ことに人生を捧げてきた人びとへの熱いオマージュ。


向田邦子ベスト・エッセイ   (ちくま文庫 ) 

向田邦子/向田和子

2020/03  筑摩書房

定価:¥990(本体 ¥900)

お人好しと意地悪、頑固と機転……人間の面白さを描いた名エッセイ。家族、食、旅など、テーマ別に51篇を精選。


向田邦子の手料理  

講談社

1989/06  講談社

定価:¥1,760(本体 ¥1,600)

とびっきりの食いしん坊作家の食卓を彩ったおかずを、エッセイや小説などのアンソロジーも添えてご紹介します。


パンと野いちご  :  戦火のセルビア、食物の記憶   

山崎佳代子

2018/05  勁草書房

定価:¥3,520(本体 ¥3,200)

戦時下で、難民となった人びとは何を食べていたのか。食べ物とは思い出のこと。料理とは甦りのこと。繰り返される歴史のなかの、繰り返しのない個人の人生の記憶と記録。


7袋のポテトチップス  :  食べるを語る、胃袋の戦後史   

湯澤規子

2019/03  晶文社

定価:¥2,200(本体 ¥2,000)

戦前・戦中・戦後を通して語り継がれた食と生活から見えてくる激動の時代とは。歴史学・地理学・社会学・文化人類学を横断しつつ、問いかける「胃袋の現代」論。