映画という“物体X”―フィルム・アーカイブの眼で見た映画
内容紹介
映画保存のエキスパートが明かす、“物質”面から捉えた映画の新しい魅惑。巻末に蓮實重彦氏との対談を収録!
目次
第1章 なぜ映画を守るのか
“私たち”の映画保存に向かって 対談:石原香絵
第2章 フィルム・アーカイブの眼
私のシネマテーク修業日記 ノンフィルムの巻
第3章 映画保存の周辺
シネマテークの淫靡さをめぐって 対談:蓮實重彦
著者紹介
岡田秀則[オカダヒデノリ]
1968年愛知県生まれ。東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員として、映画のフィルム/関連マテリアルの収集・保存や、上映企画の運営、映画教育などに携わり、2007年からは映画展覧会のキュレーションを担当。また、学術書から一般書まで内外の映画史を踏まえたさまざまな論考、エッセイを発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)