定本 薔薇の記憶
(立東舎文庫)
内容紹介
奇才画家の筆致が冴える、日常と夢想を往来して綴られた記憶の断片。魅惑のエッセイ集。
目次
1 ポンティの椅子(我が青春のロジェ・ヴァデム『血とバラ』の美しい悪夢;ジャン・コクトーのシネマトグラフィ ほか)
2 憧れの悪漢生活(僕の個人史;母の饅頭 ほか)
3 ルナティック日記
4 ハワイからの手紙(星々の語る愛の物語のこと ハワイからの手紙;越前岬の野水仙へ ほか)
5 話の横道(星の王子さま;看板について ほか)
著者紹介
宇野亞喜良[ウノアキラ]
1934年名古屋生まれ。名古屋市立工芸高校図案科卒業。カルピス食品工業、日本デザインセンター、スタジオ・イルフイルを経てフリー。日宣美特選、日宣美会員賞、講談社出版文化賞さしえ賞、サンリオ美術賞、赤い鳥挿絵賞、日本絵本賞、全広連日本宣伝賞山名賞、読売演劇大賞選考委員特別賞等を受賞。1999年紫綬褒章、2010年旭日小綬章受章。キュレーターや舞台美術も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)