われらが“無意識”なる韓国
内容紹介
誰が韓国を語るのか。誰がその「反日」を揶揄しエステとグルメを観光し映画を絶賛するのか。日本人の無意識の心象に眠る韓国とは何なのか。40年にわたり隣国を見つめてきた著者渾身のエッセイ集!
目次
玄界灘を渡る
われらが“無意識”なる韓国
他者としての日本、内面化された日本―日韓併合百年を振り返る
北朝鮮「帰還」船は新潟を出て、どこに到着したか
拉致と帰属
韓国映画の二人の巨匠 金綺泳と李斗〓
韓国ニューウェイヴ20年
『パラサイト』快進撃の裏に潜むもの―ポンジュノ1
蚕室四洞薔蔽アパート―ポン・ジュノ2
韓国映画の安易なナショナリズム〔ほか〕
著者紹介
四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
映画誌・比較文学研究家。エッセイスト。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。明治学院大学教授、コロンビア大学客員教授、ボローニャ大学客員研究員などを歴任。ソウルの建国大学校、中央大学校で客員教授として、日本語、日本映画の講義を行う。映画と文学を中心に、演劇、漫画から料理まで、多岐にわたる文化現象について批評を執筆。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、桑原武夫学芸賞、芸術選奨文部科学大臣賞、鮎川信夫賞などを受賞。1979年にソウルの建国大学校で日本語を、2000年に中央大学校で日本映画の講義を客員教授として行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容情報B
誰が韓国を語るのか。日本人の無意識の心象に眠る韓国とは何なのか。40年にわたり隣国を見つめてきた著者渾身のエッセイ集!