北海道 安全な登山
内容紹介
本州以南と根本的に異なる環境の北海道の山々を安全に登るには?長年、高校山岳部などでの指導経験を有する著者が、2009年にトムラウシ山で発生した大量遭難死事故のような惨禍を再び招かぬために、全国の登山愛好者にそのノウハウを伝える待望の書。
目次
第1章 北海道の山と気象
第2章 ヒグマの生息する大地―注意したい北の動植物
第3章 登山環境―歩道と水、トイレと山小屋
第4章 北海道にふさわしい山の準備と装備・用具
第5章 山岳行動のための準備―知識と学習、計画
第6章 北海道の山々とその特徴―百名山と札幌近郊の山々
第7章 山の歩き方・休み方、不時の対応
第8章 北の山を楽しむ
著者紹介
日下哉[クサカハジメ]
1952年北海道芦別市生まれ。1968年東京で天気図研究会に所属し、本格的に登山を始める。1976年北海道教育大学岩見沢分校(地学専攻)卒業。1987‐2001年桧山北高校教員、山岳部・スキー部顧問。2000‐01年北海道新聞コラム「朝の食卓」担当執筆。2003年より北海道教育大学岩見沢校アウトドア・ライフ専攻非常勤講師(登山とネイチャーウオッチングを担当)現在に至る。2011年より東京農業大学生物産業学部教授、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)