書籍詳細
白と黒のとびら―オートマトンと形式言語をめぐる冒険
川添愛
東京大学出版会 '13.4.17 発行
316p 21cm(A5)
ISBN:
9784130633574
KCN:
1017424131
紀伊國屋書店 選定タイトル
定価:¥3,080(本体 ¥2,800)
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納期について
NDC:
007.1
KDC: |
F16
コンピュータ数学・応用数学
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|
F71
情報科学一般・理論
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内容紹介
この本に書かれているのは、偉大な魔法使いに弟子入りした平凡な少年の物語です。彼は魔法使いになるための勉強をしていく中で、奇妙な「遺跡」と奇妙な「言語」に出会い、それらに隠された秘密に迫っていきます。物語はもちろんフィクションですが、お話を読み終える頃には読者の皆様はいつのまにか、現実の学術上の理論―情報科学・数学・認知科学における、ある重要な理論―の基本的な概念に慣れ親しんでいらっしゃることと思います。
目 次
遺跡
帰郷
復元
金と銀と銅
坑道の奥で
祝祭
呪文
対決
不毛な論争
小さな変化
決断
解読
塔
問いかけ
詩集
返答
著者紹介
川添愛 (カワゾエアイ)
1996年九州大学文学部文学科卒業(言語学専攻)。2005年同大学大学院にて博士号(文学)取得。2002‐2008年国立情報学研究所研究員。2008‐2011年津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授。現在、国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。専門、言語学、自然言語処理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)