書籍詳細

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和書

歴史の「常識」をよむ

歴史科学協議会

東京大学出版会 '15.3.20 発行
220p 21cm(A5)   
ISBN: 9784130230667
KCN: 1022226864
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥3,080(本体 ¥2,800)

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納期について
NDC: 210.1
KDC: A35 日本史一般・通史・地誌・伝記
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目 次

1 原始・古代(日本列島の人びとと自然;日本旧石器時代の実態 ほか)
2 中世(開発領主の出自;武士の性格 ほか)
3 近世(織田信長とキリシタン;李舜臣と亀船 ほか)
4 近現代(産業革命;日清戦争 ほか)

出版社内容情報・注記

これまで日本歴史の「常識」とされてきた事象を第一線の執筆陣が再検討し、いま知っておくべき最新の日本史像を提示する。

日々新しい成果が提示される歴史学.近年,一般に知られている歴史像とは異なる新しい知見も数多く示されている.日本列島の原始・古代から現代までの歴史をめぐり,いま知っておくべき新たな研究成果を紹介する.歴史の「常識」とされている事象を,歴史学研究の側から再点検し,学問の最先端としての最新の日本列島の歴史を提示する.

本書のねらい

[時代区分論1(前近代)](木村茂光)
[時代区分論2(近現代)](大日方純夫)

I [原始・古代]

[日本列島の人びとと自然]伝統的農村風景を疑う(北條勝貴)
[日本旧石器時代の実態]旧石器時代を考える(田中英司)
[弥生時代の始原]農耕文化の複合体(設楽博己)
[聖徳太子という虚像]創作された理由(大山誠一)
[遣唐使の政治性]遣唐使の派遣目的は文化交流だけではなかった(金子修一)
[大化改新の意義]律令制国家成立とは別の文脈で考える(遠山美都男)
[律令制の概念]律令制をアジアのなかで考える(大隅清陽)
[道鏡が目指したもの]実証が難しい権力欲(関根 淳)
[性差を越えた女帝論]王権論から考える意義(荒木敏夫)
[悪女]創造され変容する悪女たち(服藤早苗)

II [中世]
[開発領主の出自]地元に住んでいたのか(鎌倉佐保)
[武士の性格]中世武士像は多様である(野口 実)
[寄進地系荘園]立荘をとらえなおす(野口華世)
[平家の政権]平清盛はなぜ政権を掌握できたのか(高橋昌明)
[源平合戦観の克服]結果として源頼朝が勝ち残った(高橋典幸)
[偽文書]偽文書は無価値か(近藤成一)
[肖像画]頼朝像・義満像は本人なのか(黒田 智)
[都市鎌倉]中世都市とはなにか(秋山哲雄)
[元寇の神風]神々への軍勢催促(海津一朗)
[中世の貨幣]市場の自律的力が貨幣を維持した(川戸貴史)
[木綿]日本列島の人びとはいつから着るようになったのか(木村茂光)
[戦国仏教]「鎌倉仏教」とは鎌倉時代の仏教か(湯浅治久)
[戦国百姓たちの戦場]戦国の戦争には季節があった(藤木久志)
[アイヌ文化]”アイヌ語族”の歴史から考える(谷本晃久)
[琉球王国]琉球は東アジアにおいていか