書籍詳細

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和書

自由貿易は私たちを幸せにするのか?

上村雄彦   首藤信彦

コモンズ '17.2.1 発行
167p 19cm(B6)   
ISBN: 9784861871399
KCN: 1027856168
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥1,620(本体 ¥1,500)

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納期について
NDC: 678.3
KDC: D24 国際関係論・軍事研究・平和問題
E14 国際経済・国際金融・貿易
書評掲載: 朝日新聞2017年03月12日

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内容紹介

トランプのアメリカ、EU離脱のイギリス…問題の本質は「自由貿易vs保護貿易」という対立ではない。環境や人権を守り貧困・格差を是正する新たな貿易ルールが求められている。内外の研究者やNGOリーダーによる分析と提案。

目 次

序章 公正な貿易のルールを創りだす
第1章 人びとを幸せにする貿易協定を求めて―世界「貿易」の変容とメガ経済連携協定の脅威にどう立ち向かうか
第2章 自由貿易にNO!と言う欧米の市民社会
第3章 途上国にとってのメガ経済連携協定―貧困・開発・人権と貿易はどのように調和できるのか
第4章 自由貿易で誰が得をし、誰が損をするのか―「経済効果の」真実
第5章 多国籍企業をどのように規制するか―パナマ文書とグローバル・タックス

著者紹介

上村雄彦 (ウエムラタケヒコ)
横浜市立大学学術院国際総合科学群教授。大阪大学大学院法学研究科修士課程、カールトン大学大学院国際関係研究科修士課程修了。博士(学術、千葉大学)。国連食糧農業機関住民参加・環境担当官、千葉大学地球福祉研究センター准教授などを歴任。グローバル連帯税推進協議会委員、グローバル連帯税フォーラム理事なども務める
首藤信彦 (ストウノブヒコ)
国際政治学者。伊藤忠商事勤務後、ジョンズホプキンス大学SAIS客員研究員、INSEAD客員教授、東海大学教授、衆議院議員(民主党、3期)などを歴任。専門は危機管理、予防外交、テロリズム研究
内田聖子 (ウチダショウコ)
NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)共同代表。慶應義塾大学文学部卒業。出版社勤務などを経て2001年より同センター事務局スタッフ。自由貿易・投資協定のウォッチと調査、政府や国際機関への提言活動、市民キャンペーンなどを行う。TPPウォッチの国際NGOネットワークにも所属し、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、マレーシアなどの市民社会とともに活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

世界中で自由貿易に対する疑問の声が強いのはなぜか?普通の人びとの暮らしと民主主義を脅かすからか?内外の研究者たちが分析するいま世界中で自由貿易に対する疑問の声が湧き上がっている。

トランプのアメリカ、EU離脱のイギリス……。

自由貿易を推進していくと普通の人びとの暮らしはどうなるのか、そもそも貿易をどう考えたらよいのか。

内外の研究者・NGOリーダーがわかりやすく論じる。

序 章 公正な貿易のルールを創りだす  内田 聖子



1 メガ経済連携協定時代の終わりの始まり?

2 矛盾を生み出し続ける貿易と日本の課題

3 本書の構成



第1章 人びとを幸せにする貿易協定を求めて 首藤 信彦

    ――世界「貿易」の変容とメガ経済連携協定の脅威にどう立ち向かうか



1 メガ経済連携協定の時代

2 貿易の変容と消滅

3 貿易思想の変遷――自由から正義へ

4 経済大国の横暴へ盛り上がる批判

5 貿易における正義の視点

6 グローバル経済における貿易協定に必要な価値

7 人びとを幸せにする貿易協定をもとめて



第2章 自由貿易にNO!と言う欧米の市民社会

メリンダ・セント・ルイス × ローラ・ブルュッヘ × 内田聖子



  大企業がつくる民主主義に反した秘密協定

  アメリカでも期待されていないTPPの経済効果

  グローバルに進む規制緩和

  投資家の利益を守るためのISDS

  多様な人びとの参加



第3章 途上国にとってのメガ経済連携協定 内田 聖子

    ――貧困・開発・人権と貿易はどのように調和できるのか



1 もうひとつの「秘密」交渉

2 日本でまったく注目されないRCEP

3 命をつなぐ医薬品アクセスの危機

4 農民の種子に関する権利が脅かされる

5 高まるISDSへの批判

6 達成できなかった国連ミレニアム開発目標

7 貿易や投資に貧困削減や格差の是正などを埋め込む



第4章 自由貿易で誰が得をし、誰が損をするのか ジョモ・K・スンダラム

    ――「経済効果の」真実



1 アメリカ政府による経済効果の誇