ポピュリズムとは何か

9784000247962

ポピュリズムとは何か

ミュラー,ヤン=ヴェルナー【著】〈M¨uller,Jan‐Werner〉 / 板橋拓己【訳】

岩波書店 2017/04 発行
176p B6 19
ISBN: 9784000247962
KCN: 1028296389
紀伊國屋書店 選定タイトル

原書名:WHAT IS POPULISM?〈M¨uller,Jan‐Werner〉


定価:¥1,980(本体 ¥1,800)

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納期について
NDC :
311.7
KDC:
C11 社会学思想・理論/社会学一般
D21 政治学一般/政治思想・理論
A11 哲学一般

和書ジャンル :政治学

新聞掲載:朝日新聞2017年06月04日,日本経済新聞2017年06月17日,週刊読書人2017年12月15日,週刊読書人2017年12月22日

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内容紹介

現代世界を席巻している「ポピュリズム」。だが、そもそもポピュリズムとは何を意味するのか。民主主義とどのように区別できるのか―。気鋭の政治思想史家が、古今の様々なポピュリズム現象やポピュリストの論理を緻密に分析し、「人民を代表するのは自分たちだけだ」という反多元主義的な語りに注目して明確な定義づけを試みる。ポピュリズムへの対処法に関しても示唆に富む一冊。

目次

序章 誰もがポピュリスト?
第1章 ポピュリストが語ること(ポピュリズムを理解すること―袋小路;ポピュリズムのロジック;そもそもポピュリストは何を代表すると主張しているのか?;ポピュリスト・リーダーシップ;再論―では、誰もがポピュリストではないのか?)
第2章 ポピュリストがすること、あるいは政権を握ったポピュリズム(ポピュリストによる三つの統治テクニックとその道徳的正当化;政権を握ったポピュリズムは「非リベラルな民主主義」と同義なのか?;ポピュリストの憲法―語義矛盾?;人民は「われら人民」と言えないのか?)
第3章 ポピュリズムへの対処法(ポピュリズムと破られた民主主義の約束;ポピュリズムに対する自由民主主義的な批判―三つの問題;代表の危機?アメリカの情況;ポピュリズムとテクノクラシーの狭間のヨーロッパ)
結論 ポピュリズムについての七つのテーゼ

著者紹介

ミュラー,ヤン=ヴェルナー[ミュラー,ヤンヴェルナー][M¨uller,Jan‐Werner]
1970年ドイツ生まれ。オックスフォード大学で博士号取得。現在、プリンストン大学政治学部教授。政治思想史・政治理論

板橋拓己[イタバシタクミ]
1978年栃木県生まれ。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。現在、成蹊大学法学部教授。国際政治史・ヨーロッパ政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

内容情報B

時代の言葉になっているが、曖昧な概念である「ポピュリズム」。政治思想史家が、古今のポピュリズム現象を分析し、「人民を代表するのは自分たちだけだ」という反多元主義的な語りに注目して定義づける。対処法に関しても示唆に富む必読の書。

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