書籍詳細

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和書

アジアの思想史脈―空間思想学の試み

(近現代アジアをめぐる思想連鎖)

山室信一

(京都)人文書院 '17.4.30 発行
374p 19cm(B6)   
ISBN: 9784409520659
KCN: 1028307557
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥3,672(本体 ¥3,400)

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納期について
NDC: 120.2
KDC: A14 東洋思想
書評掲載: 毎日新聞2017年05月07日,週刊読書人2017年07月21日
新聞掲載: 朝日新聞2017年06月25日

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内容紹介

交響するアジアの思想。ここに伝えてほしい思想がある…アジアにおける思想空間と人びとの旅路。日清・日露から安重根事件、韓国併合、辛亥革命、満洲国まで…日本を結節点として、アジアは相互に規定しあいながら近代化をすすめた。近代日本の国家デザインはどのようにえがかれ国民国家形成がなされたのか?戦争の世紀に抗して芽生え受け継がれてきた平和思想の史脈とは?アジアであるとは何なのか、そして未来へアジアはどう連携していくのか。グローバルな視点のなかにアジアの思想と空間を問い直し、境界と想像を越えた思想のつながりを描き出す。

目 次

1 思想連鎖への道(史料に導かれて―連鎖視点への歩み;満洲国が語りかけるもの)
2 空間アジアと思想連鎖(夢の世に、夢を追って―宮崎滔天『三十三年の夢』の思想史脈;連鎖視点からみる辛亥革命と日本―アジアの「革命」史脈;空間アジアを生み出す力―境界を跨ぐ人々の交流;東アジアにおける共同体と空間の位相―「環地方学」からアジアを問い返す)
3 平和思想の史脈(日本の非暴力思想の史脈とその展開;安重根・未完の「東洋平和論」―その思想史脈と可能性について;正岡子規・四百年後の夢―理想を紡ぎ出す力)
4 学知と外政―井上毅の日本とアジア(日本の国民国家形成と国学知の思想史脈;井上毅の国際認識と外政への志向;後ろを見る眼―歴史を学ぶということ)

著者紹介

山室信一 (ヤマムロシンイチ)
1951年熊本生まれ。東京大学法学部卒業。衆議院法制局参事、東京大学社会科学研究所助手、東北大学助教授などを経て、京都大学(人文科学研究所)名誉教授。法学博士。専攻は法政思想連鎖史。著書に『法制官僚の時代―国家の設計と知の歴程』(木鐸社、毎日出版文化賞)、『キメラ―満洲国の肖像』(中公新書、1993、増補版・2004、吉野作造賞)、『思想課題としてのアジア―基軸・連鎖・投企』(岩波書店、アジア太平洋賞特別賞)、『憲法9条の思想水脈』(朝日選書、2007、司馬遼太郎賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

交響するアジアの思想 ここに伝えてほしい思想がある 日清・日露から朝鮮併合、満洲国まで日清・日露から朝鮮併合、満洲国まで---日本を結節点として、アジアは相互に規定しあいながら近代化をすすめた。近代日本の国家デザインはどのように描かれ国民国家形成がなされたのか? 戦争の世紀に抗して芽生え受け継がれてきた平和思想の水脈とは? アジアであるとは何なのか、そして未来へアジアはどう連携していくのか。グローバルな視点のなかにアジアの思想と空間を問い直し、境界と想像を越えた思想のつながりを描き出す。



同時刊行 『アジアびとの風姿』



★著者のメッセージ

境界と想像を越える、思想のつながり


探りあてられた地下水脈は、いま私たちの足下をながれる


思想不毛といわれる時代、「知る悦び」を知る人に捧ぐ


はじめに

? 思想連鎖への道
第一章 史料に導かれて---連鎖視点への歩み
 一 欧米から日本へ、そして大衆演芸へ
 二 日本からアジアへ、そして思想の環へ
 三 関西館とアジア情報の収集・発信
 
第二章 満洲国が語りかけるもの
 一 「アジア」とのめぐりあい
 二 共同研究の恩恵
 三 満洲国と戦後日本
 四 近代日本と空間アジア

? 空間アジアと思想連鎖

第三章 夢の世に、夢を追って---宮崎滔天『三十三年の夢』の思想史脈
 一 落花の歌--「挫折」と「懺悔」
 二 孫文と宮崎滔天---「東亜の珍宝」と「抱負凡ならず」
 三 宮崎八郎---「自由は天真」
 四 宮崎民蔵と弥蔵---「百姓の使者」と「革命の羅針盤」
 五 ツチと龍介---「救って行く義務」
 六 「民権」と「国権」そして「奇」と「怪」
 七 「狂」「侠」そして「個人」と「アジア」
 八 副島種臣・曾根俊虎---中国問題の先達
 九 共有される夢---「中国革命」と「世界革命」
 一〇 アジアは欧米にもある---大亜細亜主義の真義
 一一 人を結ぶ力---中国革命への立ち位置
 一二 そこに書かれていないこと
 一三 心に病むところ---「小節」と「偉業」
 一四 任侠の精神は過ぎ去りぬ---「志操」と「現実主義」
 一五 「百年後の日本」--理想を許さぬ国

第四章 連鎖視点からみる辛亥革命と日本---アジアの「革命」史脈
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