写本の文化誌―ヨーロッパ中世の文学とメディア

9784560095591

写本の文化誌―ヨーロッパ中世の文学とメディア

ブリンカー・フォン・デア・ハイデ,クラウディア【著】〈Brinker‐von der Heyde,Claudia〉 / 一條麻美子【訳】

白水社 2017/08 発行
296p B6 20
ISBN: 9784560095591
KCN: 1028804844
紀伊國屋書店 選定タイトル

原書名:DIE LITERARISCHE WELT DES MITTELALTERS〈Brinker‐von der Heyde,Claudia〉


定価:¥3,630(本体 ¥3,300)

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納期について
NDC :
022.23
KDC:
B21 文学一般・文学理論
X02 図書館学・書誌学

和書ジャンル :文化一般

新聞掲載:読売新聞2017年08月20日,毎日新聞2017年10月22日,毎日新聞2017年12月17日

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内容紹介

写本製作にあたり注文主が、作者が、書記が、各種職人が果たした役割や、できあがった写本がもった政治的意味、さらに傑作「マネッセ写本」を生み出した文芸マネージメントまで、写本をめぐる文化活動をわかりやすく解説する。

目次

第1章 本ができあがるまで(材料の調達;書く・描く;写本製作の場;書記;本の外見;写本の値段;保管とアーカイブ化;印刷術という革命)
第2章 注文製作(文学の中心地;文学愛好家とパトロン;文学マネージメント―マネッセ写本;愛書家―ある十五世紀貴族の図書室)
第3章 本と読者(聞く・読む;身体としての本;五感と読書)
第4章 作者とテキスト(詩人―匿名・自己演出・歴史性;作品―伝承・言語・文学概念)

著者紹介

ブリンカー・フォン・デア・ハイデ,クラウディア[ブリンカーフォンデアハイデ,クラウディア][Brinker‐von der Heyde,Claudia]
1950年生まれ。2000年よりカッセル大学教授、2009年より副学長を務める。専門は中世からバロックまでのドイツ文学、特に中世から初期近世における本および図書館の文化

一條麻美子[イチジョウマミコ]
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部准教授(中世ドイツ文学・表象文化論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

内容情報B

本が一点物だった時代、本の書写、テキストの制作、パトロンによる発注は、どのような意味をもっていたのか。印刷以前の書籍文化誌。

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