書籍詳細

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和書

比較不能な価値の迷路―リベラル・デモクラシーの憲法理論

増補新装版

長谷部恭男

東京大学出版会 '18.4.13 発行
205p 21cm(A5)   
ISBN: 9784130311915
KCN: 1031817976
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥4,400(本体 ¥4,000)

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納期について
NDC: 323.01
KDC: D104 憲法・行政法
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内容紹介

憲法の本質に迫る。法の根源に深く分け入る不朽の名著、憲法論議が始まる節目に合わせ、更に充実。「法の不確定性と解釈について」「普遍主義の罠、科学主義の誤謬」の二論考を新たに書き下ろし収録、ロングセラーが甦る。

目 次

国家はそもそも必要なのか?
比べようのないもの
コモン・ローの二つの理解
文化の多様性と立憲主義の未来
理性の彼方の軽やかな希望―「ポストモダン=新しい封建制?」という疑問にポストモダニズムは答えられるか
多数決の「正しさ」―ルソーの一般意思論とコンドルセの定理
それでも基準は二重である!―国家による自由の設定と規制
制定法の解釈と立法者意思―アンドレイ・マルモア博士の法解釈理論
司法審査と民主主義の正当性
法の支配が意味しないこと
厳格憲法解釈論の本質と精神
法の不確定性と解釈について
普遍主義の罠、科学主義の誤謬―バーナード・ウィリアムズの「人間知としての哲学」に寄せて

著者紹介

長谷部恭男 (ハセベヤスオ)
1956年広島に生まれる。1979年東京大学法学部卒業。早稲田大学法学学術院教授。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

法の根源に鋭く迫る名著の増補新装版.権威の正当性,価値の比較不能性,法の理解と法の解釈の相違,法の支配の観念など,さまざまなテーマを深く広く考察し,憲法を支える理論の確かな理解を促す.憲法論議が本格的にはじまる転換期に合わせ書き下ろしの補論を追加した,ロングセラー待望のリニューアル.

増補新装版はしがき

第1章 国家はそもそも必要なのか?

 1 政府機能の全面民営化論

 2 政府の権威は正当化可能か



第2章 比べようのないもの

 1 マッキンタイアの疑問

 2 かけがえのなさ

 3 憲法理論の比較不能性

 4 比較憲法学に何ができるか



第3章 コモン・ローの二つの理解

 1 合意の可能性と比較可能性

 2 実証主義モデル

 3 伝統モデル

 4 「法律学基礎論」の基礎

 5 伝統モデルの限界



第4章 文化の多様性と立憲主義の未来

 1 問題の設定

 2 近代立憲主義の特質

 3 現代立憲主義とウィトゲンシュタイン

 4 近代立憲主義の多面性

 5 ロールズの「政治的」リベラリズム

 6 リベラリズムの中立性

 7 グロティウス,ホッブズ,ロック

 8 実定法秩序の自律性と主権概念の意義

 9 文化の多様性に対する多様な回答

 10 リベラルであることの偶然性



第5章 理性の彼方の軽やかな希望――「ポストモダン=新しい封建制?」という疑問にポストモダニズムは答えられるか――

 1 はじめに

 2 悪質な相対主義?

 3 生活様式と言語ゲーム

 4 理論の実用性

 5 むすび



第6章 多数決の「正しさ」――ルソーの一般意思論とコンドルセの定理――

 1 コンドルセの定理

 2 ルソーの一般意思論

 3 グロフマンとフェルドの解釈

 4 解釈の射程

 5 違憲審査の正当性

 6 むすび



第7章 それでも基準は二重である!――国家による自由の設定と規制――

 1 井上達夫教授の疑問

 2 筆者の反論と森村教授の再批判

 3 経済活動規制と民主的政治過程――違憲審査基準論の背景

 4 むすび



第8章