書籍詳細

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和書

未来をはじめる―「人と一緒にいること」の政治学

宇野重規

東京大学出版会 '18.9.26 発行
282p 19cm(B6)   
ISBN: 9784130331081
KCN: 1033116871
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥1,760(本体 ¥1,600)

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納期について
NDC: 311.04
KDC: D21 政治学一般/政治思想・理論
書評掲載: 読売新聞2018年12月09日
新聞掲載: 毎日新聞2018年12月09日,週刊読書人2020年05月29日

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内容紹介

友だち同士から国際社会まで互いに異なる人たちが、共に暮らしていくには。変わりゆく世界の中で、政治の根本を考え抜く5つの講義。

目 次

第1講 変わりゆく世界と“私”(世界はお先真っ暗?;未来予測は、けっこう外れる ほか)
第2講 働くこと、生きること(どこまで、何を政治にのぞむのか;女性が活躍する社会ってどういうこと? ほか)
第3講 人と一緒にいることの意味(教室内にある政治;「弱いつながり」がブレイクスルーをもたらす? ほか)
第4講 選挙について考えてみよう(民主主義と多数決;出来がよくない集約ルール、選挙制度 ほか)
第5講 民主主義を使いこなすには(未来への意志;僕らの意志を社会に反映させるには ほか)

著者紹介

宇野重規 (ウノシゲキ)
東京大学社会科学研究所教授。専門は政治思想史、政治哲学。1967年東京都生まれ。1991年東京大学法学部卒業。1996年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

友だち同士から国際政治まで,互いに異なる人たちがどうしたら一緒に暮らしていけるのか.各地で頻発するテロ事件,英国のEU離脱やトランプ大統領の誕生,そして日本社会や東アジアの行方.変わりゆく世界のなかで,政治の根本を考え抜く5つの講義.

「人と一緒にいる」のは素晴らしいことであると同時に,時としてつらいことでもあります.自分とまったく同じ人間は,世界のどこにもいません.当然,人と人には,いつも「違い」があります.「違い」があるからこそ,人と一緒にいることはおもしろいし,楽しいけれど,時には対立が起き,すれ違いが生じます.講義では,このような基本的感覚からスタートして,「政治」というものを考えてみようとしました.(「はじめに」より)

はじめに

第1講 変わりゆく世界と〈私〉
1 世界はお先真っ暗?
2 未来予測は,けっこう外れる
ジャパン・アズ・ナンバー・ワン幻想/あたることもあるけれど/フランシス・フクヤマの誤算/ネグリとハートの誤算
3 変わりゆく世界のイメージ
現代世界をどう見るか/先進国と新興国は近づいている/東南アジアが少子高齢化/世界は否応なくつながっていく/世界を全体として捉える/日本は世界の先進事例?/海外に行きたい? 国内にいたい?
4 隠れていた人々の声があらわに
トクヴィルの予言/〈私〉時代のデモクラシー/ブレクジットの実態/グローバリズムが導いたもの
5 対立がなくならないなら,どうすれば
市場経済と民主主義/資本主義と社会主義/大切なことは必ずしも両立しない/どこまでが政治か

第2講 働くこと,生きること
1 どこまで,何を政治にのぞむのか
人工知能の時代に働くということ/政府や政治は何をどこまですべきか?/長時間労働は当たり前なのか?
2 女性が活躍する社会ってどういうこと?
「女は家で家事をする」が日本の伝統?/会社の一員として働くか,仕事ごとに働くか/働き方は制度・政治の問題
3 民主主義と市場経済の間には
悲鳴をあげる民主主義/経済発展にともなう不平等を何とかしたい――マルクスの問題提起/最も恵まれない人の利益を最大化しよう!――ロールズの問題提起/運と選択/ロールズの主張,どう思う?
4 日本人は国に何を期待しているのか
日本人はわがまま?/払っても帰ってこない税金/中途半端な日本の仕組み