書籍詳細

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和書

大槻文彦『言海』―辞書と日本の近代

(世界を読み解く一冊の本)

安田敏朗

慶應義塾大学出版会 '18.10.12 発行
196p 19cm(B6)   
ISBN: 9784766425543
KCN: 1033226994
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥2,160(本体 ¥2,000)

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納期について
NDC: 813.1
KDC: B15 日本語
新聞掲載: 読売新聞2018年11月18日,朝日新聞2018年11月24日

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内容紹介

日本初の近代的国語辞典『言海』。なぜ編まれたのか。そして世界をいかに切り分けたのか。時代と辞書の結節点を明らかにする。

目 次

序 なんのための辞書(国会と辞書;辞書と語義―『一九八四年』的世界のなかで ほか)
1 大槻文彦とその時代(大槻文彦とはだれか;幕末に生きたということ ほか)
2 『言海』のめざしたもの(辞書と字引と字典と辞典と;新しい「辞書」 ほか)
3 『言海』からみる世界(表象空間のなかの『言海』;「言海システム」―網羅と排除 ほか)

著者紹介

安田敏朗 (ヤスダトシアキ)
一橋大学大学院言語社会研究科准教授。近代日本言語史専攻。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

国語学者・大槻文彦が、明治期に編纂した日本初の近代的国語辞典 『言海』。辞書が社会的に果たした役割とともに描き出す。▼シリーズ「世界を読み解く一冊の本」(第1期・全10巻)、刊行開始!



言葉の海へ、漕ぎ出そう!



国語学者・大槻文彦が、明治期に編纂した日本初の近代的国語辞典 『言海』。

大槻は 『言海』 を通して、世界をどのように切り分けようとしたのか。

辞書が社会的に果たした役割とともに描き出す。

凡例



序 なんのための辞書

 国会と辞書

 辞書と語義――『一九八四年』的世界のなかで

 文明国標準としての辞書

 『言海』刊行の祝辞から

 藩閥を越える可能性――辞書の近代

 新世代と辞書――上田万年の場合

 「読み物」としての『言海』

 辞書は読まれたのか

 『言海』と資料について



? 大槻文彦とその時代

 大槻文彦とはだれか

 幕末に生きたということ

 大槻文彦自伝

 地誌著述の意味

 大槻文彦のナショナリズム

 旧臣としての臣民

 地誌から文法へ――弱肉強食の世界のなかで

 国語と民族と独立と

 文部省『百科全書』「言語篇」の翻訳――「言語」の問題

 日本語と諸言語の位置――「万国言語の共進会」論にみる言語の優劣

 『日本小史』にみる文明史観

 上田万年の剽窃――Chambersの「Language」と大槻文彦の「言語

 篇」

 文典研究の展開――『支那文典』・文法会

 『言海』と「語法指南」の需要

 大槻文彦の著述傾向

 近代日本語の確立へ――国語調査委員会などへの参加

 文学博士号授与について

 博士会の学位

 『大言海』へ――『大言海 文献集』などから

 語源へのこだわり

 語源という問題――実用性と国語の純粋性と

 大槻文彦、逝く

 明治百傑となった大槻文彦



? 『言海』のめざしたもの

 辞書と字引と字典と辞典と

 新しい「辞書」

 『言海』とはなにか

 近代的普通語辞書

 「普通語」とはなにか

 「普通」という暴力――青田節『方言改良論』から

 日本辞書と