書籍詳細

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和書

科学革命における本質的緊張

新装版

トマス・サミュエル・クーン   安孫子誠也

みすず書房 '18.12.7 発行
480,87p 19cm(B6)   
ISBN: 9784622087793
KCN: 1033990237
紀伊國屋書店 選定タイトル
原書名: THE ESSENTIAL TENSION:Selected Studies in Scientific Tradition and Change〈Kuhn,Thomas S.〉

定価:¥6,930(本体 ¥6,300)

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納期について
NDC: 404
KDC: F01 自然科学・工学・生命科学 総記/科学技術史
G01 自然科学・工学・生命科学 総記/科学技術史
A11 哲学一般
A15 自然科学一般・科学技術史
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内容紹介

科学の歴史を「パラダイム変換」の歴史と位置づけた『科学革命の構造』。その前後の科学史・科学哲学論文集。

目 次

第1部 クーン科学史論集(科学史と科学哲学との関係;物理学の発達における原因の諸概念;物理科学の発達における数学的伝統と実験的伝統;同時発見の一例としてのエネルギー保存;科学史 ほか)
第2部 クーン科学哲学論集(科学上の発見の歴史構造;近代物理科学における測定の機能;本質的緊張―科学研究における伝統と革新;思考実験の機能;発見の論理か探究の心理か ほか)

著者紹介

クーン,トーマス・S. (クーン,トーマスS. Kuhn,Thomas S.)
1922‐1996。1922年、アメリカのオハイオ州でドイツ系ユダヤ人の土木技師の子として生れる。ハーバード大学で物理学を学び、1949年Ph.D.を得る。ハーバード大学、カリフォルニア大学、プリンストン大学で教えた後、1979年からマサチューセッツ工科大学(MIT)科学史・科学哲学教授。1996年癌のために逝去、73歳
安孫子誠也 (アビコセイヤ)
1942年東京に生れる。1964年東京大学理学部物理学科卒業。1975年同大学院理学系研究科博士課程修了。理博。現在聖隷クリストファー大学名誉教授
佐野正博 (サノマサヒロ)
1954年富山県に生れる。1976年東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学分科)卒業。1983年同大学理学系研究科科学史・科学基礎論博士課程修了。現在明治大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

〈パラダイム〉概念を唱えた『科学革命の構造』前後。科学の伝統と革新を語る科学史・科学哲学論文集。著者は『科学革命の構造』に先立つ三年前、本書所収の論文「本質的緊張」で科学における伝統と革新のあり方を論じ、〈パラダイム〉概念をはじめて導入した。それは、科学を独自の文脈のなかで捉えようとする内的な科学史と、社会や文化との関係で科学を論じようとする外的な科学史を架橋する試みである。
本書は『科学革命の構造』前後のクーンの論文集(1959-76)であり、I Historiographic Studies(科学史論集)、II Metahistorical Studies(科学哲学論集)の全二部からなる。「パラダイム」概念のひとり歩きとは別に、科学と歴史、科学史・科学哲学・科学社会学などを論じながら、常に歴史と集団との関係でその学問の意味をラディカルに捉え返している。科学史研究の方途をしめすとともに、現在の学問状況への真撃な批判の書であろう。

自伝的序文

第一部 クーン科学史論集
第1章 科学史と科学哲学との関係
第2章 物理学の発達における原因の諸概念
第3章 物理科学の発達における数学的伝統と実験的伝統
第4章 同時発見の一例としてのエネルギー保存
第5章 科学史
第6章 科学史と歴史の関係

第二部 クーン科学哲学論集
第7章 科学上の発見の歴史構造
第8章 近代物理科学における測定の機能
第9章 本質的緊張――科学研究における伝統と革新
第10章 思考実験の機能
第11章 発見の論理か探究の心理か
第12章 パラダイム再考
第13章 客観性、価値判断、理論選択
第14章 科学と芸術の関係について

訳者あとがき
原注
索引

トーマス・S.クーン[トーマスクーン ]
著・文・その他

安孫子誠也[アビコセイヤ]
翻訳

佐野正博[サノマサヒロ]
翻訳