シリア震える橋を渡って―人々は語る

9784000613576

シリア震える橋を渡って―人々は語る

パールマン,ウェンディ【著】〈Pearlman,Wendy〉 / 安田菜津紀 / 佐藤慧【訳】

岩波書店 2019/08 発行
236p B6 19
ISBN: 9784000613576
KCN: 1036863950
紀伊國屋書店 選定タイトル

原書名:WE CROSSED A BRIDGE AND IT TREMBLED:Voices from Syria〈Pearlman,Wendy〉


定価:¥3,520(本体 ¥3,200)

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納期について
NDC :
302.282
KDC:
C17 社会問題・社会病理
D24 国際関係論・軍事研究・平和問題

和書ジャンル :国際社会

新聞掲載:朝日新聞2019年09月21日,日本経済新聞2019年11月02日,読売新聞2019年11月24日,週刊読書人2019年12月06日

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内容紹介

二〇一一年三月、ついにシリアにも“アラブの春”が波及し、人々はアサド政権の崩壊を目指して抗議活動に立ち上がった。恐ろしい暴力に晒され、祖国から逃れなくてはならなかったにもかかわらず、人々は今もその夢をあきらめていない。満杯の監獄に押し込められ、誰かの遺体の上で眠るしかなかったと語る男性、シリア人には尊厳などないと嘆く女性…。彼らが語ったシリアの現実とは。

目次

第1部 権威主義体制
第2部 潰えた希望
第3部 革命の芽生え
第4部 苛酷な弾圧
第5部 武装する人々
第6部 戦時下に生きる
第7部 祖国からの逃亡
第8部 この戦争の意義

著者紹介

パールマン,ウェンディ[パールマン,ウェンディ][Pearlman,Wendy]
ノースウェスタン大学教授。アラビア語を話し、レバノン、ヨルダン、エジプト、モロッコ、イスラエル、ヨルダン川西岸地区、ガザ地区などを含むアラブ世界で20年以上にわたり調査を行ってきた。中東に関する数多くの論文を執筆。パレスチナの民衆運動に関する2冊の著書は各界で絶賛されている。ハーバード大学、ジョージタウン大学、ブラウン大学で学び、ハーバード・ケネディ・スクール、ベルファー・センターにてフルブライト奨学生、および博士研究員を務めた。現在はイリノイ州シカゴ在住

安田菜津紀[ヤスダナツキ]
フォトジャーナリスト。中東、東南アジア、アフリカ、東日本大震災の被災地などを取材

佐藤慧[サトウケイ]
フォトジャーナリスト。中東、アフリカ、東ティモール、東日本大震災の被災地などを取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

内容情報B

2011年、アサド政権の崩壊を目指して、抗議活動に立ち上がったシリアの人々。しかしその夢はあえなく潰え、戦乱を逃れて多くの人が国外に脱出した。まだ28歳なのに、何かを夢見るには年を取り過ぎたと語る男性、シリア人には尊厳などないと嘆く女性……。彼らが赤裸々に語ったシリアの現実とは。SUGIZOさん(ミュージシャン)推薦。

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