内容紹介
豊穣なる人類学者・歴史的知見から「民主主義」の通念を粉砕し、私たちの「民主主義」の創造をふたたび解き放つ。
目次
序論
第1章 「西洋的伝統」という概念の一貫性のなさについて
第2章 民主主義はアテネで発明されたのではない
第3章 「民主主義的理想」の発生について
第4章 相互になされる回収
結論 国家の危機
付録 惜しみなく与えよ―新しいモース派の台頭(D.グレーバー)
著者紹介
グレーバー,デヴィッド[グレーバー,デヴィッド][Graeber,David]
1961年、ニューヨーク生まれ。文化人類学者・アクティヴィスト。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学人類学教授
片岡大右[カタオカダイスケ]
1974年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。批評家、社会思想史・フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報・注記
『ブルシットジョブ』『負債論』で話題の著者による、通念を根底から覆す政治哲学。「民主主義はアテネで発明されたのではない」。
内容情報B
『負債論』『ブルシットジョブ』で話題をさらった人類学者D・グレーバーによる、通念を根底から覆す政治哲学。豊穣なる人類学的・歴史的知見から民主主義の歴史の盲点を鮮やかに突く注目の書である。