エルサレム“以前”のアイヒマン―大量殺戮者の平穏な生活

9784622089605

エルサレム“以前”のアイヒマン―大量殺戮者の平穏な生活

シュタングネト,ベッティーナ【著】〈Stangneth,Bettina〉 / 香月恵里【訳】

みすず書房 2021/05 発行
584p 46 20
ISBN: 9784622089605
KCN: 1040599576
紀伊國屋書店 選定タイトル

原書名:EICHMANN VOR JERUSALEM:Das unbehelligte Leben eines Massenm¨orders〈Stangneth,Bettina〉


定価:¥6,820(本体 ¥6,200)

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納期について
NDC :
289.3
KDC:
A33 西洋史

和書ジャンル :世界現代史

新聞掲載:毎日新聞2021年07月03日,週刊読書人2021年07月23日,週刊読書人2021年12月10日,週刊読書人2021年12月17日,毎日新聞2021年12月18日

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内容紹介

アドルフ・アイヒマンは本当に「悪の陳腐さ」を体現する人物なのか?逃亡先のアルゼンチンで彼は独白を書き連ね、旧ナチに囲まれ大いに語った。1300枚に上るその記録に現れるのは、ナチズム信奉、ユダヤ人絶滅という仕事への自負、権力への執着。エルサレムの囚人となった後は、自己を正当化する8000枚もの文章を書き遺した。この膨大な史料に初めて体系的に取り組み、これまでの通念を覆した重要著作。

目次

序章
「私の名は象徴となった」
幕間劇
アルゼンチンのアイヒマン
いわゆるサッセン・インタヴュー
偽りの安全
役の変更
終章

著者紹介

シュタングネト,ベッティーナ[シュタングネト,ベッティーナ][Stangneth,Bettina]
1966年生まれの哲学者。ハンブルク大学にて哲学を専攻、イマヌエル・カントと根源悪についての研究で博士号取得。『エルサレム“以前”のアイヒマン―大量殺戮者の平穏な生活』で2011年に北ドイツ文化ノンフィクション賞を受賞

香月恵里[カツキエリ]
1961年生まれ。岡山商科大学教授。関西学院大学大学院博士後期課程退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

「もはや本書への言及なしに、アイヒマン現象は語れない」NYタイムズ書評。従来のアイヒマン像を覆しナチズム研究の一画期をなす。

内容情報B

「もはや本書への言及なしに、アイヒマン現象は語れない」NYタイムズ書評。従来のアイヒマン像を覆しナチズム研究の一画期をなす書。

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