書籍詳細
校正のこころ―積極的受け身のすすめ
増補改訂第二版
大西寿男
(大阪)創元社 '21.5.20 発行
254p 19cm(B6)
ISBN:
9784422932194
KCN:
1040687524
紀伊國屋書店 選定タイトル
定価:¥2,420(本体 ¥2,200)
この商品は店舗在庫が僅少です。品切れの場合、出版社からの取り寄せとなりますので、恐れ入りますがご了承下さい。
納期について
NDC:
749.43
内容紹介
日々言葉と向き合う出版人へ、そして言葉と本を愛する人へ贈る包括的校正論。グーテンベルク以来の出版革命期を迎えた現代に、言葉を正し、整えるという校正の仕事はどうあるべきか。出版史と実務経験から解き明かす、技法解説を超えた画期的な校正論。待望の増補改訂版。
目 次
引き合わせ―校正の仕事(1)
素読み―校正の仕事(2)
言葉を「正す」という校正
言葉を「整える」という校正
受け身であること―校正の原則(1)
言語世界の相対性―校正の原則(2)
言葉のあるべき姿―校正の役割(1)
信じることと疑うこと―校正の役割(2)
組織としての校正
編集の時代
言葉の客観化
校正のこころ
言葉のよろこぶほうへ
校正のためのQ&A
著者紹介
大西寿男 (オオニシトシオ)
1962年、兵庫県神戸市生まれ。岡山大学で考古学を学ぶ。1988年より、校正者として、河出書房新社、集英社、岩波書店、メディカ出版、デアゴスティーニ・ジャパンなどの文芸書、人文書を中心に、実用書や新書から専門書まで幅広く手がける。また、一人出版社「ぼっと舎」を開設、編集・DTP・手製本など自由な本づくりに取り組んできた。企業や大学、カフェなどで校正セミナーやワークショップを担当。技術だけでなく、校正の考え方や心がまえも教える。2016年、ことばの寺子屋「かえるの学校」を共同設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報・注記
出版革命期を迎えた現代に、言葉を正し整えるという校正の仕事はどうあるべきか。出版史と実務経験から解き明かす包括的校正論。