書籍詳細
原典イタリア・ルネサンス芸術論〈下巻〉
池上俊一
(名古屋)名古屋大学出版会 '21.6.15 発行
1冊 21cm(A5)
ISBN:
9784815810276
KCN:
1040752438
紀伊國屋書店 選定タイトル
定価:¥9,900(本体 ¥9,000)
この商品は店舗在庫が僅少です。品切れの場合、出版社からの取り寄せとなりますので、恐れ入りますがご了承下さい。
納期について
NDC:
702.37
KDC: |
A12
古代・中世哲学
|
|
B51
美学・美術史・芸術一般
|
内容紹介
ヨーロッパ芸術の黄金時代はイメージや言葉をめぐる新たな認識の時代でもあった。多様な芸術観を切り拓いた重要テクストが今、原典からの翻訳によってよみがえる―。下巻には、代表的な文学・音楽・演劇論から、コレクション論や図像論、遠近法論や比例論、さらには反芸術論までを収録。
目 次
コレクション論―美術品消息
図像論―聖俗画像論(抄)
インプレーサ論―戦いと愛のインプレーサについての対話(抄)
遠近法論―遠近法論(第一書)
比例論―完全比例論
俗語論―俗語論(第一書)
修辞論―ラテン語の典雅(序文)
悲喜劇論―悲劇と喜劇の創作をめぐる談話あるいは書簡
抒情詩論―抒情詩論(第七講)
叙事詩論―ルドヴィーコ・アリオスト擁護
音楽論―『ハルモニア教程』
『古代と当代の音楽についての対話』
演劇論―『スーズダリのアヴラアミイの出立』
反芸術論―ジローラモ・ベニヴィエーニ『カンツォーネ「来たれ、主がおられる」についての註解』
著者紹介
池上俊一 (イケガミシュンイチ)
1956年愛知県豊橋市に生まれる。1983年東京大学大学院人文科学研究科(西洋史専攻)博士課程中退。東京大学大学院総合文化研究科教授などを経て、東京大学名誉教授、博士(文学)。著訳書『公共善の彼方に』(名古屋大学出版会、2014年、フォスコ・マライーニ賞)『原典ルネサンス自然学』(監修、名古屋大学出版会、2017年、日本翻訳出版文化賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報・注記
ヨーロッパ芸術の黄金時代はイメージや言葉をめぐる「論」の時代でもあった。新たな芸術観を切り拓いた重要テクストが今、よみがえ…