書籍詳細
図書館の社会的機能と役割
(シリーズ“図書館・文化・社会”〈5〉)
相関図書館学方法論研究会
(京都)松籟社 '21.7.9 発行
207p 21cm(A5)
ISBN:
9784879844088
KCN:
1041061277
紀伊國屋書店 選定タイトル
定価:¥2,860(本体 ¥2,600)
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納期について
NDC:
010.4
内容紹介
それぞれの社会的・時代的背景のもとで図書館はどのような役割を求められ、どのような機能を果たしてきたのか。
目 次
ジョンソン報告(1916年)からラーネッド報告(1924)へカーネギー財団の変容と方向の設定(カーネギー財団、プリチェット、ルート、ケッペル;ウィリアム・S.ラーネッドと『アメリカ公立図書館と知識の普及』;ラーネッド『アメリカ公立図書館と知識の普及』についての考察)
1950年代の文部省の「図書選定制度」をめぐる展開と日本図書館協会(図書館史からみた「図書選定制度」の位置付け;文部省の「図書選定制度」の概要;「図書館選定制度」への反応;図書館界と「図書館選定制度」;「図書選定制度」をめぐる同時代の反応と日本図書館教会の位置)
有山〓の図書館思想 図書館の機能・制度を中心に(先行研究;図書館の役割;中央図書館)
「社会的インフラ」としての図書館 アーレントの「公的領域」論に基づいた考察(「社会的インフラ」としての図書館;先行研究;アーレント「公的領域」論について)
教育装置としての図書館 田中敬の排斥にみる近代日本図書館の思想(田中敬の生涯;田中敬の図書館教育;全国図書館大会にみる教育観の位相;田中評価にみる図書館界の教育観)
著者紹介
福井佑介 (フクイユウスケ)
2016、京都大学大学院教育学研究科講師
三浦太郎 (ミウラタロウ)
2019、明治大学文学部教授
久野和子 (クノカズコ)
2014、神戸女子大学文学部准教授
杉山悦子 (スギヤマエツコ)
2019、四国大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)