書籍詳細
律令体制史研究
吉川真司
岩波書店 '22.1.19 発行
505,8p 21cm(A5)
ISBN:
9784000255844
KCN:
1041834477
紀伊國屋書店 選定タイトル
定価:¥12,100(本体 ¥11,000)
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納期について
NDC:
210.35
内容紹介
日本史における律令体制とは何だったのか。日本古代の列島社会がその最終段階において経験した「律令体制の時代」。列島内外の政治過程や社会実態との関わりを具体的に解明し、律令体制の成立から解体にいたるまでの歴史と構造を、全体的・動態的に明らかにする。
目 次
第1部 律令体制の諸段階(律令体制の形成;律令体制の展開と列島社会)
第2部 古代宮都と王権・官僚制(王宮と官人社会;律令官司制論;難波長柄豊碕宮の歴史的位置;七世紀宮都史研究の課題―林部均『古代宮都形成過程の研究』をめぐって;長岡宮時代の朝廷儀礼―宝幢遺構からの考察;大極殿儀式と時期区分論;後佐保山陵)
第3部 生産・流通・租税と古代社会(税の貢進;常布と調庸制;古代但馬の繊維生産と流通;国際交易と古代日本;院宮王臣家;急性期の調庸制―課丁数の変化と偏差;九世紀の国郡支配と但馬国木簡)
著者紹介
吉川真司 (ヨシカワシンジ)
1960年生。京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学。博士(文学)。現在、京都大学大学院文学研究科教授。日本古代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報・注記
律令体制の歴史と構造を、列島内外の政治過程や社会実態との関わりの解明を通じて動態的に明らかにする。