書籍詳細

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和書

新しい詩とその作り方

室生犀星

国書刊行会 '18.3.25 発行
292p 19cm(B6)   
ISBN: 9784336062406
KCN: 1031446215
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥4,180(本体 ¥3,800)

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納期について
NDC: 901.1
KDC: B43 日本文学(近代詩・現代詩)

内容紹介

力を創れ!新しくなれ!掘れ!そして汲め!強いエッセンスを探れ!詩はきらめく宝石であり、詩作は言葉の錬金術である。室生犀星渾身の詩作への案内書。

目 次

詩は優しい春のような感情である
詩は愛である
一つの林檎
陰影、容積、深み、線、動くものについて
新鮮なるものについて
詩は自然の中に
自由な詩、自由な口語
唱歌をうたう少女の心理について
真と美とは詩の根本思想だ
男性的な詩と女性的な詩〔ほか〕

出版社内容情報・注記

自然や事物、事象をとらえ、魂の根源をみつめることが詩を書く力になる。新たな詩を生み出そうとする著者の熱情がほとばしる。力を創れ! 新しくなれ! 掘れ! そして汲め! 強いエッセンスを探れ!
著者は、世にあふれた「詩の作法」を書くことを嫌い、ありのままの自然や事物、事象をとらえ、魂の根源をみつめることが、新しい詩を書く力になると語る。萩原朔太郎、北原白秋、佐藤春夫、正岡子規、山村暮鳥、佐藤惣之助、日夏耿之介……ボードレール、ヴェルレーヌ、デーメル、モレアス、フォール、グールモン、ダンセニイ、メーテルリンク、レニエ、ツルゲーネフ、ソログープ、クラブント、イエーツ、ヴェルハーレン、バリモント、マリネッティ……。叙情詩、叙事詩……耽美派、象徴派、ロマン派、キュビスム、未来派……。あらゆる詩をのみ込み、伝統を破壊しながら、新たな詩を生み出そうとする著者の熱情がほとばしる。 序文 萩原朔太郎。

序文 萩原朔太郎
1 詩は優しい春のような感情である(詩の本質、精神のこもった仕事)
2 詩は愛である(愛あるもの、街や郊外)
3 一つの林檎(林檎をどう詩に書くか、色や匂い)
4 陰影、容積、深み、線、動くものについて(作品の背景について)
5 新鮮なるものについて(新しい詩とは何か)
6 詩は自然の中に(正しいもの、自然のすべては詩の世界だ)
7 自由な詩、自由な口語(七五調について、口語詩の内容について、詩の自由について)
8 唱歌をうたう少女の心理について(歌詞の自由をとり入れよ、美しい少女らのピアノを喜ぶ詩のような心)
9 真と美とは詩の根本思想だ(その一)(詩によって挙げられる美について)
10 真と美とは詩の根本思想だ(その二)(真はいつわらない感情だ、詩は正直にかけ)
11 男性的な詩と女性的な詩(その一)(大地に根をもつた詩、いつわらずに書かれた詩)
12 男性的な詩と女性的な詩(その二)(オーケストラのような詩、深大な詩)
13 詩と宗教について(詩は一つの心の宗教である,善い人間に善い詩が生まれる)
14 口語詩と文語詩との区別(日常語について、生きた言葉について)
15 リズムとは何か(リズムの根ざすところ、精神の音樂、音樂の中の言葉、ヴェルレーヌの詩)
16 詩を思う心(詩を思う心ほどよい精神はない、私が初めて詩をかいた少年の頃の思い