書籍詳細

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和書

中国対外行動の源泉

(慶應義塾大学東アジア研究所・現代中国研究シリーズ)

加茂 具樹

慶應義塾大学出版会 '17.3.30 発行
230p 21cm(A5)   
ISBN: 9784766424089
KCN: 1028201304
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥4,400(本体 ¥4,000)

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納期について
NDC: 319.22
KDC: D24 国際関係論・軍事研究・平和問題
D25 政治史・政治事情
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内容紹介

中国は、自らが歩む外交路線を「特色ある大国外交」と定義し、大国という意識を対外行動のなかで明確に表すようになってきた。国際的要因、および統治構造による国内政治的要因からその源泉を明らかにする。

目 次

大国意識を示しはじめた中国の対外行動
第1部 国際秩序のなかの中国外交―国際政治的要因(中国の対外行動「強硬化」の分析―四つの仮説;中国の金融外交;「法の支配」の国際政治―東・南シナ海をめぐる協調と競争;中国外交における「軍事外交」―軍事力の向上にともなう量的・質的変化とその影響;中国の対EUパートナーシップ関係の発展―「求同存異」の発展方式)
第2部 統治構造と対外行動―国内政治的要因(中国における国内政治・社会の変化と対外行動;国内政治のなかの中国人民解放軍―軍と人民代表大会;南シナ海における緊張感の高揚と漁船事件;グローバリゼーションと中国の歴史教育の変容―内政と外交の狭間に揺れる教育改革;「韜光養晦」論の提起、解釈と論争―その過程と含意;中国の外交戦略と農業外交)

出版社内容情報・注記

本書は中国の対外行動についてそれを形作っている国際政治的要因と国内政治的要因という構造的レベルに腑分けし、その源泉を見出す。▼現代中国の対外行動はどのように形作られているのか?

国際的要因、および統治構造による国内政治的要因からその源泉を明らかにする試み。



▼中国は、自らが歩む外交路線を「特色ある大国外交」と定義し、大国という意識を対外行動のなかで明確に表すようになってきた。日本は、そうした中国の新しい変化に極めて間近な距離で向き合っている。



▼本書は、大きく変化してきた中国の対外行動についての現象的な分析にとどまるものではない。中国の対外行動について、それを形作っている国際政治的要因と国内政治的要因という構造的レベルに腑分けし、その源泉を見出そうとするものである。

序章 大国意識を示しはじめた中国の対外行動(加茂具樹)



 第1部 国際秩序のなかの中国外交―― 国際政治的要因



第1章 中国の対外行動「強硬化」の分析―― 四つの仮説(松田康博)

 はじめに

 ? 対外行動の「強硬化」―― 事実はどうであるか

 ? 中国の行動を理解するための理論的仮説

 ? 四つの仮説から読み解く日本の対中政策

 おわりに



第2章 中国の金融外交(青山瑠妙)

 はじめに

 ? 国家戦略としての金融外交

 ? 金融外交をめぐる国内の政治力学

 おわりに



第3章 「法の支配」の国際政治

―― 東・南シナ海をめぐる協調と競争(毛利亜樹)

 はじめに

 ? 海洋における外交問題群

 ? 国連海洋法条約体制下の競争

 おわりに



第4章 中国外交における「軍事外交」

―― 軍事力の向上にともなう量的・質的変化とその影響(土屋貴裕)

 はじめに

 ? 外交における軍事外交の役割

 ? 中国における軍事外交の展開

 ? 軍事外交と外交政策の関係性

 おわりに



第5章 中国の対EUパートナーシップ関係の発展

―― 「求同存異」の発展方式(山影 統)

 はじめに

 ? 中・EU関係の歴史的展開とその基本姿勢(1975?1989)

 ? 冷戦後の中・EU関