書籍詳細
中国料理の世界史―美食のナショナリズムをこえて
岩間一弘
慶應義塾大学出版会 '21.9.20 発行
571,67p 19cm(B6)
ISBN:
9784766427646
KCN:
1041145496
紀伊國屋書店 選定タイトル
定価:¥2,750(本体 ¥2,500)
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納期について
NDC:
383.8
KDC: |
G32
食品科学・栄養学
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A31
歴史学一般・通史・総記・伝記/考古学
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書評掲載: |
毎日新聞2021年11月06日,週刊読書人2021年11月12日,朝日新聞2021年11月13日,読売新聞2021年11月21日 |
新聞掲載: |
日本経済新聞2021年10月02日,週刊読書人2021年12月17日 |
内容紹介
世界無形文化遺産への登録を目指す中国料理。北京ダックは、中華人民共和国成立後に中国を代表する料理となった。中国の料理をルーツとするラーメン、チャジャン麺、フォー、パッタイ、海南チキンライス、チャプスイが、20世紀に日本・韓国・ベトナム・タイ・シンガポール・アメリカの国民食になった。俗説を退けて史実を究明し、ナショナリズムの視点からアジア料理の形成と伝播の新たな歴史像を示す。
目 次
中国料理から見える世界史
第1部 中国料理の形成―美食の政治史
第2部 アジアのナショナリズムと中国料理
第3部 米欧の人種主義とアジア人の中国料理
第4部 日本食と中国料理の境界―世界史のなかの日本の中国料理
国民国家が枠づける料理のカテゴリー
著者紹介
岩間一弘 (イワマカズヒロ)
1972年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。専門は東アジア近現代史、食の文化交流史、中国都市史。2003年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。千葉商科大学教授などを経て2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報・注記
アジアからアメリカ、ヨーロッパを縦横無尽に旅して、中国料理と中国系料理の巨大で口福な歴史を味わいなおす。