書籍詳細

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和書

まなざしの力―ヒューマンドキュメントの人々

渡辺考

(京都)かもがわ出版 '20.8.15 発行
203p 19cm(B6)   
ISBN: 9784780311068
KCN: 1039871913

定価:¥1,870(本体 ¥1,700)

この商品は出版社からの取り寄せとなります。品切れの場合もありますので、恐れ入りますがご了承下さい。

納期について
NDC: 280.4
新聞掲載: 読売新聞2020年08月23日

内容紹介

テレビディレクター30年の著者が、ドキュメンタリー制作の過程で邂逅した人々の、まなざしに宿った力と背後に広がる世界を綴ったエッセイ集。近現代史のなかで葛藤した人々の、戦争や不条理な権力に翻弄された経験に裏打ちされた言葉が、重く深く、体の奥に染みこむ。

目 次

静かな光―カズオ・イシグロ(ノーベル文学賞受賞作家)
鎮魂の祈りをこめて―西村勇夫(長崎・浦上の潜伏キリシタン子孫、被爆者)
老酔狂の意志と矜持―西部邁(“保守の論客”といわれた思想家)
赤い背中の悲しみ―谷口稜曄(被爆体験を世界で語り伝える)
父なるまなざし―後藤文雄(カンボジア難民に尽くす型破り神父)
傷ついた少年の心―メアス・ブン・ラー(元ポル・ポトの少年兵、カンボジアで教育支援)
本土に問う―大田昌秀(元鉄血勤皇隊員、元沖縄県知事)
人と人のあいだ―無着成恭(「やまびこ学校」の実践、教育者、僧侶)
大切なものは何―本田哲郎(カトリック神父、大阪釜ヶ崎の労働者の中で働く)
涙の理由―義父と実母(二人の死に直面して考えたこと)
教育は国家のものじゃない―大田堯(教育界のレジェンド、日本子どもを守る会名誉会長)
少年のような、それでいて鋭く―ドナルド・キーン(日本文学・日本文化研究の第一人者)
国境を越えたブルース―新井英一(コリアンジャパニーズの歌手)
見えない糸―檀一雄(“最後の無頼派文士”、直木賞作家)
大津波と万里の長城―田畑ヨシ(田老の二度の津波を語り継ぐ絵本作家)
哀しみに満ちた奥にあるものは―李鶴来(訴え続ける韓国人元BC級戦犯)
奪われた日々―三人の女学生たち(長崎の兵器工場で魚雷作りに従事して被爆)
遠い祖国―加藤登紀子(歌手デビュー55年、未来へ)
パーパ、来訪―フランシスコ(日本に特別の思いを寄せるローマ教皇)
信と義に殉じて―中村哲アフガニスタンに命を捧げた医師)

著者紹介

渡辺考 (ワタナベコウ)
1966年東京都生まれ。テレビディレクター・プロデューサー、作家。早稲田大学政治経済学部卒。1990年NHK入局、ETV特集、NHKスペシャルなどを担当し、手がけた番組でギャラクシー賞選奨、放送文化基金賞、橋田賞などを受賞。近著の『ゲンバクとよばれた少年』(講談社)は第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

テレビディレクター30年、ドキュメンタリー作成の過程で邂逅した人々のまなざしに宿った力と背後に広がる世界を綴ったエッセイ集。