書籍詳細
ちひろ、らいてう、戦没画学生の命を受け継ぐ―信州安曇野・上田 文学美術紀行から
小森陽一(国文学)
松本猛
(京都)かもがわ出版 '21.3.10 発行
149p 21cm(A5)
ISBN:
9784780311471
KCN:
1040453252
紀伊國屋書店 選定タイトル
定価:¥1,870(本体 ¥1,700)
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納期について
NDC:
723.1
KDC: |
A39
日本史(近現代)
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B41
日本文学(文学史・作家研究)
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B52
絵画・彫刻
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目 次
序章 らいてう、ちひろ、戦没画学生の生きた時代と漱石(らいてう、ちひろ、戦没画学生の生きた時代をどう考えるか;夏目漱石の文学にとってのらいてうの存在意義)
第1章 いわさきちひろの絵の秘密に迫る―風や空気を描く色合いと気合の勝負(安曇野ちひろ美術館について;ぼくを育ててくれた父母とヤギ ほか)
第2章 平塚らいてうの母性保護思想―「新婦人協会」結成百周年にあたって(「らいてうの家」から生い立ちを偲ぶ;禅の悟りから生み出された『青鞜』創刊に見る覚悟 ほか)
第3章 無言館にたどり着いた“流木の人生”―戦没画学生の絵と向き合って(戦没画学生慰霊美術館「無言館」について;明大前でスナックを開いた青春時代 ほか)
終章 近代日本の歴史と文化をつなげて考える
著者紹介
小森陽一 (コモリヨウイチ)
東京大学名誉教授、専攻は日本近代文学、夏目漱石研究者。「九条の会」事務局長
松本猛 (マツモトタケシ)
美術・絵本評論家、作家、横浜美術大学客員教授。ちひろ美術館(東京・安曇野)常任顧問
窪島誠一郎 (クボシマセイイチロウ)
作家、戦没画学生慰霊美術館「無言館」「残照館」(旧「信濃デッサン館」)館主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報・注記
子どもの絵本画家いわさきちひろ、女性解放家平塚らいてう、戦没画学生、そこから何を受け継ぐのか。読めば納得する紀行文でもある。