書籍詳細

書籍詳細




和書

感染症の時代と夏目漱石の文学

小森陽一(国文学)

(京都)かもがわ出版 '21.9.30 発行
151p 19cm(B6)   
ISBN: 9784780311884
KCN: 1041244429
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥1,760(本体 ¥1,600)

この商品は店舗在庫が僅少です。品切れの場合、出版社からの取り寄せとなりますので、恐れ入りますがご了承下さい。

納期について
NDC: 910.268
KDC: B41 日本文学(文学史・作家研究)

内容紹介

漱石の写真はなぜ、右向きなのか。感染症の時代の漱石は、天然痘によるアバタを持つ。その劣等感を抱きながら、日本の近代化と向き合った。漱石の葛藤と時代感が色濃く影を落とす作品の特質をコロナ禍の下、改めて読み解き、考える。

目 次

第1章 『吾輩は猫である』『道草』(肖像写真にこだわった夏目漱石;『道草』の主人公健三に見る暗い記憶 ほか)
第2章 『三四郎』(鉄道史に見る『三四郎』の歴史的背景;「汽車の女」の「あなたはよっぽど度胸のない方ですね」の一言 ほか)
第3章 『それから』(「それから」という奇妙な題名;代助が「三千代さん」と呼ぶ訳 ほか)
第4章 『門』(胡坐をかけず、胎児にこだわる宗助;伊藤博文暗殺事件をめぐる兄と弟、そして兄の妻との会話 ほか)

著者紹介

小森陽一 (コモリヨウイチ)
東京大学名誉教授、日本近代文学、夏目漱石研究者、「九条の会」事務局長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

感染症の時代に生き自ら天然痘によるアバタを持つ漱石の、葛藤と時代感が色濃く影を落とす作品の特質を、コロナ禍の今改めて考える。