特許法における明細書による開示の役割―特許権の権利保護範囲決定の仕組みについての考察

9784785719951

特許法における明細書による開示の役割―特許権の権利保護範囲決定の仕組みについての考察

前田健【著】

商事法務 2012/07 発行
434p A5 22
ISBN: 9784785719951
KCN: 1015002187
紀伊國屋書店 選定タイトル


定価:¥8,800(本体 ¥8,000)

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納期について
NDC :
507.23
KDC:
D107 商法・経済法・無体財産法
E26 特許・商標
F55 生産管理・技術管理・規格・特許

和書ジャンル :特許法・著作権

内容紹介

明細書の開示というフレームを通して特許法の諸概念を体系的に整理。

目次

第1編 序論
第2編 明細書制度の構造(日本の明細書制度の歴史的変遷;判例・審査基準に見る現在の明細書制度(記載要件・補正・訂正について)
米国における明細書制度
欧州特許条約における明細書制度
特許強力条約(PCT))
第3編 特許制度の理論と「保護限界」(特許制度の存在理由;累積的発明と特許権:特許権の適切な保護限界;発明段階の早期に発明者に特許権を付与することの意義:産業上の利用可能性(有用性)について
特許権の適切な保護限界と開示要件)
第4編 特許法における開示の役割(特許請求の範囲・明細書の役割と各特許要件間の役割分担;開示要件の判断基準;補正・訂正における「新規事項の追加」と開示要件の判断;引用発明の認定、優先権主張の認定・出願分割と開示要件;物之発明の保護限界―物質発明・プロダクトバイプロセスクレーム・用途発明についての考え方;クレーム解釈における開示の役割)
第5編 結論

著者紹介

前田健[マエダタケシ]
2002年東京大学理学部生物化学科卒業。2004年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻修士課程修了。2007年東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻修了。東京大学大学院法学政治学研究科助教。2008年司法修習(新第61期)終了。2011年神戸大学大学院法学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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