書籍詳細

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和書

タイの地獄寺

椋橋彩香

青弓社 '18.10.15 発行
157p 21cm(A5)   
ISBN: 9784787220783
KCN: 1033357901
紀伊國屋書店 選定タイトル

定価:¥2,200(本体 ¥2,000)

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納期について
NDC: 702.23
KDC: C41 民族学・民俗学
A24 仏教
書評掲載: 朝日新聞2018年11月24日
新聞掲載: 週刊読書人2019年01月04日

内容紹介

カラフルでキッチュなコンクリート像が立ち並ぶタイの寺院である地獄寺。日本では「珍スポット」「B級スポット」などとして知られ、マニアは熱い視線を注いでいる。地獄寺に魅せられ、タイ全土の八十三にも及ぶ寺院を実際に訪ねた著者が、地獄寺を体系的にまとめた世界初の地獄寺論考。

目 次

第1章 タイの地獄思想とその表現(タイの仏教思想―出家仏教と在家仏教;タイの地獄思想―『三界経』と『プラ・マーライ』;描かれた地獄―寺院壁画と写本)
第2章 新しい地獄表現「地獄寺」(地獄寺とは何か―調査からみえてきたもの;地獄寺が生まれた背景―一九七〇年代という時代;地獄寺における空間構成―リアリティーの追求)
第3章 個性豊かな地獄の住人たち(地獄の亡者―責め苦を与える者/与えられる者;混在する餓鬼―自身の姿が変容する者;異形イメージの源泉―精霊信仰との図像的習合)

著者紹介

椋橋彩香 (クラハシアヤカ)
1993年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科で美術史学を専攻、タイ仏教美術の地獄表現を研究テーマとする。2016年、修士課程修了。現在、同研究科博士後期課程在籍。タイの地獄寺を珍スポットという観点からだけではなく、様々な社会的要因が複合して生まれたひとつの「現象」として、また地獄表現の系譜で看過することができないものとして捉え、フィールドワークをもとに研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報・注記

「地獄寺」と呼ばれるタイの寺院には、カラフルでキッチュなコンクリート像がこれでもかというほど立ち並んでいる。日本では「珍スポット」「B級スポット」などとして知られ、一部のマニアには注目されてきた。



獄卒、罪人、餓鬼、骸骨、オバケなどが立体像で勢ぞろいする地獄寺は、グロテスクでもあり、ときに笑いも誘う奇妙な風景をつくりだしている。



なぜ、タイの人々は日常生活のなかで地獄を表現しているのか? 地獄寺に魅せられ、タイ全土の83にも及ぶ寺院を実際に訪ねた著者が、タイの地獄思想、地獄寺が生まれた背景、さらに表現されている地獄の数々まで、地獄寺を体系的にまとめた世界初の地獄寺論考。

まえがき



はじめに――研究対象としての「地獄寺」



第1章 タイの地獄思想とその表現

 1 タイの仏教思想――出家仏教と在家仏教

 2 タイの地獄思想――『三界経』と『プラ・マーライ』

 3 描かれた地獄――寺院壁画と写本



コラム? 現代の地獄絵



第2章 新しい地獄表現「地獄寺」

 1 地獄寺とは何か――調査からみえてきたもの

 2 地獄寺が生まれた背景――一九七〇年代という時代

 3 地獄寺における空間構成――リアリティーの追求



コラム? 苦あり楽あり地獄めぐり



第3章 個性豊かな地獄の住人たち

 1 地獄の亡者――責め苦を与える者/与えられる者

 2 混在する餓鬼――自身の姿が変容する者

 3 異形イメージの源泉――精霊信仰との図像的習合



コラム? 愛すべきタイのピーたち



コラム? 地獄めぐりのススメ



むすびにかえて――生きている地獄表現



調査資料



参考文献



あとがき

椋橋 彩香[クラハシ アヤカ]
著・文・その他