書籍詳細
怪異と遊ぶ
怪異怪談研究会
一柳廣孝
青弓社 '22.4.27 発行
288p 19cm(B6)
ISBN:
9784787292674
KCN:
1042102526
紀伊國屋書店 選定タイトル
定価:¥2,640(本体 ¥2,400)
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納期について
NDC:
147
KDC: |
C11
社会学思想・理論/社会学一般
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A39
日本史(近現代)
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B41
日本文学(文学史・作家研究)
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内容紹介
怪異は、恐怖の対象として忌避されると同時に、好奇心を刺激して多くの人々を魅了してきた。怪談師、心霊術、分身、透明人間、『トワイライトシンドローム』、「意味が分かると怖い話」―怪異が娯楽や趣味としても受容されてきたことを、多角的な視点から照らし出す。
目 次
第1部 怪異を語る(幽霊に萌える、怪異で遊ぶ;語り継がれる狸合戦―阿波における憑依と遊戯;怪談師の時代;「意味が分かると怖い話」とは何か―「似ている話」を探して、作って、読み換える、遊び)
第2部 怪異を表現する(分かたれた「己」で、遊ぶ―森〓外「不思議な鏡」が映し出す分身譚の愉しみ;大正、“霊交術事件”の夏―奇術としての心霊術;透明人間現る―隠れる物語から露わにする物語まで)
第3部 怪異を操る(一九八〇年代の「こっくりさん」―降霊の恐怖を払拭する「キューピッドさん」の戦略;怪異と「遊ぶ」装置―『トワイライトシンドローム』を手がかりに;怪異に学び戯れる人々―妖怪文化を育む虚構の共同体に着目して)
特別座談会 怪異を創る楽しみ
著者紹介
一柳廣孝 (イチヤナギヒロタカ)
1959年、和歌山県生まれ。横浜国立大学教育学部教授。専攻は日本近現代文学・文化史
大道晴香 (オオミチハルカ)
1985年、青森県生まれ。國學院大學神道文化学部助教。専攻は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)