内容紹介
「こんな的外れでナンセンスな議論をしているなんて、開いた口がふさがらない…」一人の物理屋の感じた哲学ヘの猛烈な憤りから、妥協なき応酬が始まった―科学ではない者が自然科学について語る「科学哲学」に関して、科学者・須藤靖が不満・疑念を率直に問いただし、哲学者・伊勢田哲治が真摯かつ精緻に応じていく。科学と哲学はどこですれ違うのか?科学哲学は何のために存在するのか?
著者紹介
須藤靖[ストウヤスシ]
1958年、高知県安芸市生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院理学系研究科教授
伊勢田哲治[イセダテツジ]
1968年、福岡県福岡市生まれ。京都大学大学院文学研究科単位取得退学。メリーランド大学大学院修了。現在、京都大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)