電子書籍詳細

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和書 kinoppy

死産される日本語・日本人 「日本」の歴史―地政的配置

 

(講談社学術文庫)

酒井直樹【著】

講談社 2015/05 発行
ISBN: 9784062922975
KNPID: EK-0252872
定価 :¥1,210(本体 ¥1,100)
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内容紹介

「日本語」や「日本人」は、それ自体としてあるものではないが、好き勝手に作られる想像の産物でもない。それらは国家統合の理念として近代に要請され、だからこそ「純粋」でなければならなかった。この要請は、失われた過去に「純粋」な存在を求め、そこからの連続によって現在を正当化する。だから、日本語も日本人も、生まれた時には、すでに死産されている。──幾多の議論を巻き起こした問題の書、新稿を加えた決定版で登場。(講談社学術文庫)

目 次

学術文庫版の序
はじめに
I 近代の批判:中絶した投企──日本の一九三〇年代──
II 国民共同体の「内」と「外」──丸山真男と忠誠──
III 国際社会のなかの日本国憲法──社会性の比喩としての〈移民〉と憲法──
IV 遍在する国家──二つの否定:『ノー・ノー・ボーイ』を読む──
V 歴史という語りの政治的機能──天皇制と近代──
[付]自己陶酔としての天皇制──アメリカで読む天皇制論議
VI 死産される日本語・日本人──日本語という統一体の制作をめぐる(反)歴史的考察──
VII 「西洋への回帰」と人種主義──現代保守主義と知識人──
[付]人種主義に関する提言
あとがき
初出一覧

著者紹介

酒井直樹[サカイナオキ]
1946年、神奈川県生まれ。1971年、東京大学文学部卒業。1983年、シカゴ大学人文科学部で博士号取得。現在、コーネル大学人文学部教授。専門は、日本思想史・文化理論・比較思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)