起請文の精神史 中世世界の神と仏
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内容紹介
小さな紙片に蔵された、広大なる精神宇宙。なぜ天照大神に誓いを立ててはならないのか。神と仏はどちらが上位か。本地垂迹の本質とは何か。中世日本の巨大なコスモロジーは、一片の起請文の中にある。神仏習合から新仏教まで、中世人の豊饒なる精神世界の全貌に迫る。(講談社選書メチエ)
著者紹介
佐藤弘夫[サトウヒロオ] 1953年生まれ。東北大学文学部史学科卒業。同大学大学院文学研究科博士前期課程修了。東北大学大学院文学研究科教授。専門は日本中世思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)