内容紹介
オリヴァー・サックスの後継者として注目される脳神経科医が、世界各地で出会った奇妙な心因性疾患の背後に見たものとは―2021年“英国王立協会科学図書賞”最終候補作。
目次
1 眠りつづける少女たち
2 グリシシクニス
3 失楽園
4 身体を支配する心
5 縞馬ではなく馬だと思え
6 信用の問題
7 ル・ロイの魔女たち
8 正常な行動
著者紹介
オサリバン,スザンヌ[オサリバン,スザンヌ][O’Sullivan,Suzanne]
アイルランド出身の神経科医。ダブリン大学トリニティ・カレッジで医学を修め、現在はロンドンの国立神経・脳神経外科病院に臨床神経生理学・神経学の医療コンサルタントとして勤める。てんかんを専門とし、心因性疾患を研究している。2015年に刊行した最初の著書It’s All in Your Headは、英国でウェルカム・ブック・プライズと英国王立協会生物学図書賞を受賞。本書は、2018年に刊行され各紙誌で絶賛されたBrainstormに続く3冊目であり、2021年の王立協会科学図書賞最終候補作に選ばれている
高橋洋[タカハシヒロシ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報・注記
原因不明の病に苦しむ人々を調査するべく世界各地を訪ね歩いた神経科医の著者は、病の背景にある実態と神経科学の最新理論をもとに心因性疾患の複雑さを考察し、土地や民族に固有の文化や社会が及ぼす影響を軽んじて西洋医学を偏重する精神医療の風潮や、安易に〈謎の病〉と報道することで人々の不安を煽るマスメディアに警鐘を鳴らす。オリヴァー・サックスの後継者として注目されるスザンヌ・オサリバンが不可解な数々の症例を巧みに綴った、2021年《英国王立協会科学図書賞》最終候補作。
内容情報A
オリヴァー・サックスの後継者として注目される脳神経科医が、
世界各地で出会った奇妙な心因性疾患の背後に見たものとは――
2021年《英国王立協会科学図書賞》最終候補作
世界は一様ではなく、西洋医学は万能ではない。
何が病気で、何が正常か、誰が定義できるのか?
◎スウェーデンの難民家庭の少女たちに広まった「あきらめ症候群」(第1章、第4章)
◎ニカラグアに現存する幻視や憑依を主症状とする「グリシシクニス」(第2章)
◎カザフスタンの鉱山町で発生した「眠り病」(第3章)
◎キューバ駐在のアメリカとカナダの外交官らが罹患した「ハバナ症候群」(第5章)
◎コロンビアの女子学生たちに集団発生した「解離性発作」(第6章)
◎アメリカ北東部の地方都市ル・ロイと南米のガイアナで発生した「集団心因性疾患」(第7章)
◎ロンドンの病院で著者が担当した患者の「解離性発作」(第8章)
内容情報B
原因不明の病に苦しむ人々を調査するべく世界各地を訪ね歩いた神経科医の著者は、病の背景にある実態と神経科学の最新理論をもとに心因性疾患の複雑さを考察し、土地や民族に固有の文化や社会が及ぼす影響を軽んじて西洋医学を偏重する精神医療の風潮や、安易に〈謎の病〉と報道することで人々の不安を煽るマスメディアに警鐘を鳴らす。オリヴァー・サックスの後継者として注目されるスザンヌ・オサリバンが不可解な数々の症例を巧みに綴った、2021年《英国王立協会科学図書賞》最終候補作。
