読む心・書く心―文章の心理学入門
(心理学ジュニアライブラリ)
内容紹介
文章を読んだり書いたりする時に、心の中で何が起こっているのだろうか。その心のしくみがわかると、読む時・書く時に自分の心を見つめるまなざしが変わってくる。
目次
序章 読者のみなさんに伝えたいこと(「読むこと」「書くこと」のしくみを理解し読み書きの楽しさを知ろう)
1章 読むことはつなぐこと(文から文章へとつなぐ;文を読むためのルール;文をつなぐ推論をしよう;埋め込まれた手がかりに注意しよう;文章構造の知識を使う;読むことのコツ)
2章 理解を確かめる(自分の理解を評価する;批判的読みをマスターする)
3章 書くことは気づくこと(作文の過程とは;プラニングのコツ;推敲は診断)
終章 「読み方上手」「書き方上手」になろう
著者紹介
秋田喜代美[アキタキヨミ]
1957年大阪府に生まれる。お茶の水女子大学付属中学校、同高校卒業。東京大学文学部卒業後、銀行員、専業主婦を経て、東京大学教育学部へ再び学士入学。同大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、東京大学大学院教育学研究科助教授(学校心理学、発達心理学)