内容紹介
教育を心理学的に考えるとどうなるか。子どもの発達はどのように進むのか。ワーク課題を通じて、発達観と教育観を磨こう。
目次
教育を心理学的に考えるとどうなるか?―育つ側・学ぶ側について理解して主体的に意味づけて生きる方法を身につける
教育と心理学は歴史のなかでどのように結びついたのか?―教育心理学の生成と展開
やる気スイッチはどこにある?―やる気を支える大事なこと
どうやってものを覚えていくのか?―行動主義と認知主義に基づく学習理論
子どもの発達はどのように進むのか?―ピアジェとヴィゴツキーの理論から考える発達
学校はラーニングの場?―教師と子どものアンラーニング
どうすれば一人前になれるのか?―状況に埋め込まれた学習
読み書きの力はどのように育つのか?―学力を支える言葉の能力の発達
ヒトの子どもはなぜ遊ぶ?―遊びの進化と大人の役割
道徳性が発達するってどういうこと?―ピアジェ、コールバーグ、ギリガンの道徳性発達理論
子どもにしか見えない世界ってあるの?―子どもと目に見えない世界
いのちを教えるって、どういうこと?―いのち教育を考えるために
ジェンダーってどんなもの?―学校におけるジェンダーの視点
「発達」の先には何があるのか?―人生の午後と自己実現をめぐって
子どもっぽい大人は未熟か?―生涯発達における直線的発達と円環的発達について
発達障害はなおさなきゃダメ?―発達凸凹から発達障害支援を考える
文化と障がいという差にどう向き合うか?―教育というコミュニケーション
「日本的な何か」とは何か?―「文化的存在としての私たち」を理解するための心理学
著者紹介
竹尾和子[タケオカズコ]
白百合女子大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(心理学)。現在、東京理科大学理学部第一部教養学科准教授
井藤元[イトウゲン]
京都大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、東京理科大学教育支援機構教職教育センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
内容情報B
好評シリーズ第7巻。教育を心理学的に考えるとどうなるか?子どもの発達はどう進むのか?ワーク課題で発達観と教育観を磨く。